awakinは、年に3回ほどですが、(もみまき、田植え、稲刈り)いつもお米をいただいているSAIの里に手伝いに行きます。



田舎といっても、私の住んでいる三篠からは、ひとやま西に位置する沼田ですから、高速4号を使えば、10分あまりで着いてしまうところです。



そんな広島市内の市街地農地でも、たんぼの為の用水路とはいえ、せせらぎが近くにあると、周囲の環境は、三篠などの住宅地とはずいぶん違います。



家庭の庭では、じゃまもののタンポポは、見違えるくらい堂々と咲き、裏山ではウグイスがさかんに鳴いています。



それに、たんぼに入って中を歩き回るだけで、非日常の世界ですが
日常のパソコン画面をずっと見入っている自分と、たんぼの中で、アメンボやカエルと同じ目線でものを見ている自分は、同じ人間なのですが、人間らしさという面ではどちらがらしいのだろう?とか考えてしまいます。



Taue002 目に沁み入る黄色です。
畦にたくさん咲いていました。



農作業自体は、素人には大したことはできません。
苗の運搬やしろかき程度です。
でも、仕事は大人数の方が楽しく、能率もあがります。



それでも、1枚のたんぼの田植えには小一時間かかります。



日常では、野外に1時間も同じ場所に居続けることはあり得ません。



それ故、日常では見逃しているであろうことにも気がつくというか、目撃することになります。



たんぼの上をやけにツバメが飛んでいるなあ。と思って見上げると
10数羽のツバメが狂ったように、隣のアパートの軒先に止まっているカラスに向かっていき、どうも攻撃をしかけているようです。
合点がいきました。
カラスは、ツバメの巣にいる雛かたまごを狙っているのです。
それを、つがいの雄雌だけでなく、ご近所のツバメが共同でやっつけようとしているのです。



なんか応援してしまいました。



結局カラスはほうほうの体で、裏山の方へ逃げていきましたが、それを追っかけるツバメのスピード!
速かったです。



Taue001 田植えの風景です。
アストラムがすぐ横を通っています。
ビックアーチから1キロほどしか離れていませんので、今日の山形戦の柏木(8分)と槙野(10分)のゴールの歓声は耳に届きました。