来月、3月15日の日曜日は



ドゥプレの軽登山のイベント日です。



awakinは、スタッフとして添乗し、頂上まで登るので、トレーニングが必要です。
でないと、次の日から足がたいへんなことになります。
それで、小春日和の中、午後からトレーニングを兼ねて、散歩することにしました。



awakinは、西区の三篠に住んでいるのですが
きょうは、まず祇園大橋(旧国道54号線)を渡って、蓮光寺(広島県指定の天然記念物・長束の蓮華松で有名です)を目指すことにしました。



祇園大橋を歩いて渡るのは、それこそ数十年ぶりのことです。
前にも、書いたことがありますが、普段しないことをすると、いろんなことに気がつく というか今まで知らなかったことに気づきます。
橋を渡り終え、長束の地に入ったとたんにそれはありました。
Dobu_4



























ドブです。
旧広島市内にも、かつてはそこらじゅうにありました。(今もどこかにあるのでしょうか?)
awakinが小さいころには、近くの「三瀧荘」の横にも、大きなドブがあり、当時嗅いだ懐かしくもあるにほひを久しぶりに感じました。



蓮光寺は、曲がりくねった住宅街の道を抜けるとすぐのところにありました。
ここは、小学生のころ遠足で武田山に登ったときに、途中休憩で立ち寄った記憶があります。枝を四方八方に伸ばした、特異な形態のクロマツは、記憶とは違った形でそこにありました。
マツクイムシのせい?それとも樹の寿命なのか、幹の半分がコンクリートで補強された痛々しい姿。でも、樹齢400年に近い県の天然記念物、枯死させるわけにはいかないのかもしれませんね。
Matsu



現在の「蓮華松」2009.2.15













寺をあとにして、山本川へ向かいます。
ここは、亡き父母の談によると、戦後すぐのころ、川の水で飯盒炊爨をしたそうですが、今では、ヌートリアのみが目を引く都会の川になってしまいました。

「新庄の禿げ山」と呼んで、夏休みには秘密基地を作って遊んだ場所も、今は霊園になっています。

放水路を挟んで東を眺めると、我が家の方向です。
子供のころの風景には、ビルなど1軒もなかったのに、スカイラインはビルの輪郭でした。



三滝駅から横川駅までは、JR可部線を利用し、鉄橋上から、写真を数葉撮りました。



時間にして2時間あまり、トレーニングとしてはもの足りませんが、少し汗をかいた良い休日になりました。