先の日曜日に、旅行会社が主催するバスツアーに参加したおかげで、待望の三江線に乗車することができましたが、このツアーにはJR江津駅前に出来た「パレットごうつ」で開催される石見神楽の定期公演が行程に入っておりました。
ホールのオープン記念ということで無料であり、立見がでるほどの大盛況でしたが、ツアー向けの席が確保してあり、ゆったり観賞できました。
距離的に持参したレンズがちょうど良いので、撮影許可をいただき、撮らせてもらいました。
公演は、石見神楽波子社中が『塵倫』、上津井神楽社中が『大蛇』の二本立てでありましたが、まずは『塵倫』から…。
まだまだ勉強が足りませんね。
『塵倫』は二神二鬼の壮絶な戦いの物語です。
塵倫の鬼面は、数ある神楽演目の中でも最も大きい鬼面で舞われると聞いておりましたが、こちらの社中の鬼面はそれほど大きいとは感じられませんでした。
awakinの想像ですが、他の演目の鬼面を流用されているのでしょうか。
動きがどんどん速くなり、赤鬼を被った舞手はとうとう壇上から転がりおちるほどの大熱演でありました。
この社中の一番の特徴はこの子たちでしょうか。
座布団が他の団より多いなあと思っていたら、何と幼稚園児くらいの可愛い兄弟?が登場し、手打鉦を担当します。
と言っても、男の子は鉦を叩くよりも先輩たちの演技のほうに気を取られ、手がお留守になっていたり、女の子の方も鉦は叩くものの眠そうで眠そうで、とても可愛らしい団員さんでありました。