雨の日の宮島を撮ってみよう。
前から思っていたことですがなかなか実現せず、実行に移した25日の日曜日は到着前に雨が止んでしまい、またまた実現しませんでした。
持って行ったのは、15mmの単焦点。
他の観光客が写り込んでも、顔が写っているものを公開しなければOKだろうと高を括っておりましたが、実際シャッターを押す際にはなかなか度胸がいるものだと悟った次第であります。
雨が降らないので滞在したのは一時間弱、でも約80枚ほどあっちブラブラこっちブラブラしながら楽しく撮影でき、有意義な時間を過ごすことができました。
そのうちの幾らか、ただの羅列となりますが、載せてみたいと思うのです。
むこうの方ではヘリが飛び、たくさんの船が出てトライアスロンの真っ最中のようですが、遠くてよく見えず、朝が早くてお天気も悪いせいか、船室には通勤と思われる客がちらほらと見えるだけでありました。
乗客は足早に歩き去り、職場へと向かって行ったあと、暢気に乗船した船の写真など撮っているのはawakinくらいのものでありました。
のんきに餌を食む鳩と鹿。
なかなか人にレンズが向けられず、スナップも難しいと感じながら撮った写真です。
側面に文化七庚午十一月吉日刻んであり、江戸末期、西暦1810年に奉納されたものと知れます。
何より注目したのは無雑作に置いてある柄杓でしょうか。
木製の手の込んだ本物の柄杓です。
先日訪ねた出雲大社ではプラスチック製、美保神社のは竹で出来ていました。
さすが! と言うべきでしょうか。
きのうの続きで恐縮ですが、嚴島神社の廻廊上で撮った写真です。
情けないことに、最後の写真の神様がどこで撮ったか思い出せないのです。
入ってすぐのところの客(まろうど)神社祓殿だったと思うのですが、自信はまったくありません。
神社出口すぐのところの広場です。
注目すべきは杮葺きの廻廊の屋根からもうもうと上がっている湯気?でしょうか。
観光客の足下には皆影が伸びているし、そうです、この時間にはもう陽が射していたのです。
雨はもう降らないだろうとすっかり諦め、すぐに帰路についたのでした。