昨日は、広島市内を自転車で走ったのですが、自宅を出発して3分で到着する「新庄之宮」で長居してしまい、ほかの事がいっそ(全然)書けませんでした。
さて、広島市内には、現在6つの川が流れており、散歩をするにも、サイクリングをするにも、たいていは川沿いの遊歩道を利用することになります。
太田川の本流(本川)沿いの遊歩道です。
山並みが遠くに見え、広々とした開放感に浸れます。
awakinが小学生のころ、このあたりは、相生橋から三篠橋にかけて、平屋の木造の住宅が所狭しに立ち並んでいました。
40年ほど昔ですが、友達といっしょに「カープ少年友の会」に入っていた私は、カープの試合を観戦した帰りに、このあたりを歩いて帰っていました。
ここは、去年、旧広島市民球場に、土日のデーゲーム観戦の行き帰りにも、よく歩きました。
プロ野球が開幕する春先などは、桜がたくさん植えられていることから、カープの勝ち試合の帰り道(昨年の桜の時期の土曜日は、高橋の建さんが連勝しましたね)は特に、花見をしながらたいへん気分よく歩きました。
見えているのは、旧広島市民球場のスコアボードです。
この場所は、大昔から公園だったのですが、安佐動物公園ができる前までは、あちらこちらに檻があって、ツキノワグマやタヌキなどが展示されていました。
このことを覚えている人は、ずいぶん少なくなってしまったような気がします。
たまたまなのですが、この日曜日は「ごみゼロキャンペーン」の開始日で、ボランティアの方が大挙して、ごみをひろって歩いておられました。
写真の歩行者は、そのボランティアの方々なのですが、awakinが彼らのじゃまをしないように、ゆっくり走っていると、あちこちでキャンペーン参加中の会社の同僚やご近所の方から、「ええのー。サイクリングかー。」と声をかけられ、非常にグツがわりかったです。
平和公園は、かわらず観光客でいっぱいです。
レストハウスで休憩をとります。
ふつうは、飲み物かアイスを買ってすぐ退出するのですが、今回は絵はがきとか土産物のコーナーの品揃えをチェックしました。
すると、「昭和27年の広島の地図」があるではないですか。
ネットでみかけて、その存在は知っていたのですが、在庫を聞くと最後ですとの答えです。
思わず買ってしまいました。
おなかも空いてきたので、昼食をとるため地蔵通りを目指します。
万代橋(よろずよばし)から、かき舟と平和大橋を望んでいます。
地上は、ビルだらけで、直線の世界ですね。
自然で直線といえば、地平線か水平線ですが、今さらながら、川の流れと緑=自然の方が良いと実感します。
中央通りに近づくと、「とうかさん」の浴衣姿が増えてきます。
地蔵通りの「utsuwa」でランチを平らげ、もう少し、市内を走ります。
中央通りが、「ホコテン」になっていないので、露店が立ち並ぶ歩道を自転車で通るのは無理があるので、並木通りを走ります。
本通りも浴衣姿の娘さんでいっぱいです。
自転車を押して少し歩きましたが、危ないので退出します。
国際ホテルの下には、古本屋の文盧書店があります。
awakinが子供のころからある老舗で、当時から漫画、雑誌中心のお店です。
余り期待せずに立ち寄りました。
しかし、掘り出し物がありました!
昭和51年に発刊された「V1記念広島東洋カープ球団史」と「イラストで歩く広島の山へ行こう」(清水正弘氏他共著)です。
どちらも、前から探していた本で、ネットでの価格が前者が1万円超、後者は2~3千円の本です。
どちらも1000円未満の値段がついており、迷わず購入しました。
そんなこんなで、時間がたち、カープの試合開始が迫ってきました。
急いで帰宅し、ゴロリと横になって、カープの応援に専念します。