広島市内にいてもクマゼミが鳴きはじめたり、豆庭にアサガオやヒマワリが咲き始めるのを見て、季節の移ろい、暑い夏の到来を感じることはできますが、西中国山地に出向くと市内とは違った種々の花や蝶たちが迎えてくれ、やはり季節が移ろっていることを教えてくれます。
先の日曜日、駆け足ですが芸北八幡に足を運び、夏の花を眺めて楽しんでまいりました。
一角に群落があり、蜜がとても美味しいとみえ、各種の蝶やら虻が群がっておりました。
山に上がれば、ヒヨドリバナが群落を作り、そんなところには例外なくアサギマダラが群舞しています。
この蝶、むこうからこちら側に翅をひろげて滑空してくるシーンを、上から止めて撮りたいのですが、なかなか撮らせてくれません。
もう今年は会えないだろうと諦めていた花ですが、ただの一株、何か待っていてくれたようで嬉しく思いました。
最後の輝きというか、次に訪ねるときにはもう咲いてはいないでしょう。