こんな時期ですとテレビで

望ましくない行動をしている方への

インタビューの場面を見ます。

 

すると、耳に触(障)る

フレーズがあります

 

それは

 

「・・・けれど

 

 ダメだとは思うんだけれど

 意図は分かるんだけれど

 

という“逆接の助詞”。

 

このフレーズが出るとき

社会の中で生きる“自分”を

感じますよね。

 

ここには、2つの

「私は自覚してますよ」

が隠れてます。

 

 私はあなたの指摘を

 理解しています。

 私はあなたの指摘に

 異論ありです。

 

なのです。

 

で、結局このフレーズが

含まれた文を伝えると

どうなるか…

 

相手は

「この人は、

 私の話をきいてくれていない」

ってなります。

 

せっかく、

 異論ありの内容

に「理解を示し」たのに

相手には、

 “話をきいてくれない”

という結果になる

 

…望んでない結果

 

ですが、無意識はちゃんと

 「異論あり

を伝えたわけです。

 

だとしたら、

そのことに気づいておくと

なかなか便利です

 

つまり

自分が何を伝えていたか

 どんなコトバを使ったか

 どんな言葉で伝えるか

に気づきながら

 

会話を楽しむことができたら

いいなぁって思いません?

 

まずは、自分の使う

“逆接”のコトバ

・・・でも、しかし、けれど(けど)

を意識してみて下さい。

 

すると、自分に対しても

その言葉使ってる

かもしれませんから。

 

 わかっちゃいるけど

 やめられない〜♪

 

…心の深いところでは

 まだ分かってないって事ですもんね

 

それが、

 相手との対話であれ

 自分との対話であれ

ここからが、コミュニケーションの

本領発揮です。