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こんにちは、ひじま、まさきです。


9月に入ると、そろそろ夏(休み)気分からも
抜け出して、「本気出すぞ~」と気合いが入り始めている
方もいらっしゃるかもしれませんね。
 (夏(休み)が本気だったというのもありです(笑))


いつもの生活に戻り始めると、当然ながら
他の方との会話、コミュニケーションの機会も
増えていきます。

そして、本気で、相手に伝えようと意気込んで
色々と伝え始めようとしたとき・・・

「なんでわかんないかなぁ?」
「どうしてわかってもらえないんかなぁ?」

こんな風にもやもや、イライラすることが
起こることがあります。

・・・熱意をもってつたえている、
   想いは伝えているのに
   何で分かってもらえないんだ?

・・・伝えるべきことは、整頓して
   きちんと提示した
   でも何がわからないのだろうか?

いつもの事ながら、やや極端な例なのかもしれませんが、
多かれ少なかれ、私達は、
「気持ち」を伝えるし、「(伝える)中身」を伝えます。
 気持ちは、話し手に起こっていることですから
 相手に受け入れられるかは別として、今起こっている一つの現実です。
 一方、「(伝える)中身」はというと
  「起こっている事実そこにある事実」であったり、
  「自分の理解(見方やとらえ方)や考え」です。

 そして、私達は話しているとき
 伝えていることの中身が
 起こっている(相手と共有できる)事実なのか
 自分の理解(見方やとらえ方)なのかを
 気づかずにませて話していることが
 ありがちではありませんか?

例えば、話を聞いてくれない相手に

 「話聞いてくれないなんて、
   そんなに、分からず屋だとは思いませんでしたよ」
 
と伝えたとします。多くの場合、言い合いになりそうですが、

まず、「話を聞いてくれない」というのは、話している側の見方。
相手にとっては、話を聞く時間や機会を作らなかったと言うだけで、
単に話を聞きたくないのかもしれませんし
あるいは、時間が無いのかもしれません。

それを「話を聞かない分からず屋」と気持ちと共に
ぶつけてしまえば、相手にとって、
どこにも受け入れたいと思える点がなくなります。

相手にとって、受け入れる点、手がかりがなくなれば
相手に「聞きたくもない」という状態にしてしまうだけだ
と想像するのはそれほど難しいことではありません。

伝えたいことを伝えるためには、
相手と意見が真っ向から対立していたとしても
相手が、そして、自分が、
それぞれの意見を受け止める・・・聞く耳を持つ
状態を維持することが大切になります。

その時に大切になるのは、

自分の理解(見方、とらえ方)と、
相手の理解とは、必ずしも同じではない
ということ。

そして、相手との会話の目的は何かを意識すること。
つまり、相手と自分との理解について
どちらが正しいかを話す場でないのならば、
自分の意見を聞いてもらうこと、
そして、その上での相手の今の考えを聞き出すことが
会話の目的になるはずですから、

相手に聞いてもらって、
気に入らない答えであっても、
“今”の相手の考えと理解して
うけとめるところから始めれば言いわけです。

ときに、この入り口で
会話の手がかりを見失うこともあります。

そしてまた、会話、コミュニケーションは
一撃必殺で相手の考えを撃破することでは
ありません。

双方にとって役立つ結果を見いだすことが
会話、コミュニケーションになります。

伝えたいことが伝わらないとき、
まずは、相手が聞き入れやすいもの
互いに認識を一致できる、共有できる
“事実”から伝えてみましょう。

まず、相手と自分にとって
コミュニケーションの結果を
役に立つ物にするための
第一歩です。

そして、この続きは次回に。

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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー 
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター