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「ごめんなさいは?」
「わかったの?」
「返事は?」
「ほんとに反省してんの?」

 ・・・こんな風に、たたみかけられて
    口には出せないけど、
    まだ、ちょっと嫌々なのに
    反省しようと頑張ってみてるのに
    反省の努力さえも疑われる。。。

子どもの頃、親のときもあれば
学校の先生とのやりとりで

反省“さ・せ・ら・れ・た”経験
一度や二度はあるかもしれませんね。

このとき、叱っている方も、叱られている方も
ある意味必死です。

叱っている方は叱っている方で、
子どもが間違ったことをやってしまったことを
受け止めて、次に活かして欲しい
そのために、“反省させること”に必死だし、

叱られている方は叱られている方で
“叱られてる”何か良くないことはやったのは分かるから
でも、悪いことと思ってやってないのに
何を反省したらいいのか、迷子になっている感じを
解決するのに必死。

お互いに「反省」について必死になっていたりします。

古いコピーでこんなフレーズがありました。


「反省だけなら、サルでもできる。」
・・・サルに失礼かもしれませんね(笑)

人は、反省させられても、反省なんかしません。
そして、その失敗なり、反省に値することがそこにあることは
本人が一番よく分かっています。

反省”させられる”とき、しかる方は
「傷口に塩」をしているかもしれません。
消毒、殺菌のつもりならまだしも、
鬼の首でも取ったみたいに・・・ぐりぐり塗ってしまっては
振り返るべき課題ではなく、
反省”させた”相手への反抗心にすり替わってしまいます。

なにしろ、本人は元々、悔しいはずですから。
自分の失敗への悔しさを、
叱った相手への悔しさにすりかえることが
想像に難くないですよね。

理屈的にはこんなところです。

反省させることが本来の目的ではなかったことに気付きます。

自分にとっての次への学び、教訓を
手に入れることが、ここでの目的です。

もしあなたが上司や親御さんだったとしたら
相手の今の悔しさだったり、混乱、困ってるといった
感情的な状態を互いに共有できると
いいですね。

場合によっては、まずは状態、被害の収拾を
先に経験者、保護者としてすることが必要となる
事もあるでしょう。

ただ、その時に一点だけ、
そのとき、部下や子どもさんに対して
「必ずそこから学びや対策を見つける存在だ」と
信じてあげて下さい。
そして、まずは、「一緒に事態収拾」から始める。

その上で、その前にあなた自身が、心を落ち着けて
部下や子どもさんに対して対処できる
時間や空間を作るために、まず“火消し”から
始めることが出来ます。

火を消しながら、相手を叱るのは
とりあえずやめましょう。
緊急事態に、そんなに器用に療法に対処する
余裕はありませんよね。

反省を促すようなとき、
相手が反省して気付ける状況を作るだけで、
言葉で追い立てなくても
本来の目的を達成できるはずです。

互いに、心の状態が良くないときこそ
互いの心の状態を共有するところから始める。
そして、手に入れたいコミュニケーションの結果を
考える余裕から手に入れてみませんか。

では。
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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー 
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター