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私たち一人一人には色々な特徴があります。
そして、その特徴は
ある場面では、役に立つことがありますし、
ある場面では、そうでないこともあります。

どんな人にも、どんな物にも
適した場面や適した状況があります。

それを指した言葉に
「適材適所」と「適所適材」があります。

適材適所は、人をその人に適した働き場所に配置する。
そういうアイディアです。

適所適材は、最初に人材の必要な場所(仕事)があって、
そこにあった人を配置する。と言うアイディアです。

しっかり確認しないと
ごちゃごちゃになってしまいそうですが・・・
ちょっと違います。

ちょっと極端な例で説明します。
たとえば、ドラマを作る。
6人の役者がいて、
その全員が「犯人役が得意」だとします。

適材適所のアイディアでいうと
全員が「犯罪者」をすることになります。
ですから、作られるシーンでは
永遠に捕まることはありませんし
話も展開しません。

一方で、適所適材の中では、
ドラマで作るシーンや登場人物が
決まっていて、
犯人の役、刑事の役、その相棒
共犯者、などなど・・・
をする役者を集める。

様な物です。

違い分かりましたでしょうか?

「ドラマのシーン」を成立させるというねらいからいうと
適材適所は、目的を達成できません。

・・・このアイディア、どこかで見たことありませんか?

   →予算が残っているから、といって無理矢理使い切ろうとする。
   →とにかく人が余っているからといって、必要かどうか考えずに

最初に何をするのか、何を達成するのかを

確認したり、共有したりしないで
「適材適所」をやってしまうと
必要なゴールにたどり着けなくなるばかりか、
本当に必要なときに使うための、蓄え(体力、予算など)を
消耗してしまいかねません。

そのくらい、「適材適所」と「適所適材」は
違うことを指します。

「適所適材」は、人を選ぶ時点で、
 何をどの位どのように作り上げるかが
 少なくともそのことを率いるリーダーには
 分かっています。

間違っても、
「犯人だけが6人登場して、展開も解決もしないドラマ」は
作るはずもありません。

私たちが、自分の力を発揮する
そして、自分が手に入れたいものを
確かに手に入れるための具体的に
準備して、実現するためにも

今ある物、出来る物を分かりながら
一旦脇に置いて
「適所適材」・・・今ゴールに向かうために
本当は、何がどの位必要なのか。

そして、そのために、今ある物は
どのように活かせるか。
さらに、その上で必要な物は
何だろうか、どうやって協力を得ようか。

こう考えてみることが出来ます。

あなたが出来ること、あなたの実力は
今、あなたが出来ると思っていること以上のことです。

ですから、あなたが本当に手に入れたい物から
その手に入れたい物を実現するための
最強チーム、材料を手に入れて下さい。

そのために、時間と力を使う事に決めれば
あなたが本当に手に入れたい物を
手に入れる具体的な力が
今自分や自分の周りにどの位あって
さらにどの位手に入れればいいかが
具体的に分かるはずです。

そう、”具体的”に実現へのステップを
刻めるはずです。

・・・数十年前、高度経済成長と呼ばれた時代
   チャンスもマーケットも尽きることがないと
   思えた時期があったそうです。
   作れば売れる、やれば成果出る
   格差はあっても、社会全体が豊かになる
この時代は、「適所」がふんだんにあったので
「適材」を適所に納めれば良かったのです。

今、自分たちが、自分たちを活かす場所から
コーディネートあるいはプロデュース
する必要がありますし、
反対に、それが自分で出来る時代とも言えます。

自分で、どんな「適所」ゴールを描いて
フォーメーションを決めて
どんなゴールを手に入れますか?

最後にもう一度お聴きします。

あなたが本当に手に入れたいことはなんですか?
What do you really want?

では。

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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー 
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター