「意地」いいかえれば「こだわり」
それが、どんな分野、どんな場面に
出てくるのかは別として
誰もあると思います。
意見が対立するとき、
特に、最終的な達成目標を
共有できていないときには
些細なところ、
それこそは、山に登るのに
「右足から踏み出す」のか
「左足から踏み出す」のか
で、意地の張り合いになる事さえあります。
私たちは、自分を”自分が考えた”ことと
同一化してしまいます。
まさに、意見が自分の分身であるかのように
すると、その意見について、（反対）意見を言われると、
まるで、「自分を否定された」かのように
受け取ってしまいます。
自分（の意見）を守ろうとして
その部分に執着してしまうのです。
そんな議論に限って、
後で冷静になったとき
「なんで、こんな些末なところに
執着してしまったのだろう。」
とちょっと自分にガッカリしたりします。
さらに一歩引いて、見てみて下さい
その時の自分を、
「なんで、こんなに・・・」
そう、止むに止まれぬ力強さがあったことに
気付きませんか？
このこだわり（ここでは会えてこう呼びたいです。）は
私たちが何かを実現するときに
とても役に立つ心強い存在なのです。
自分の意見を言ったときのことを
思い出してみて下さい。
場合によっては、
最初、それほど強い思い入れもなかったのに
相手と議論するうち、自分に言い聞かせるうちに
「自分の意見は唯一無二、これしかない」
位に増幅されていませんでしたか？
つまり、私たちはその事柄に
思いを強く持つことで、
（愛情を注ぐことで・・・）
自分と同じくらいに大切なものと
思えることが出来そうです。
この自分が持っている特徴を強みにして
自分の目標達成に活用することが出来ます。
そう、私たちが仕事であれ、プライベートであれ
やり遂げなければならないことが
あったとしたら、この強みを活かさない手はありません。
自分がする選択を「選ばされたもの」ではく
自分で「選んだもの」にするわけです。
たとえば、営業職の場合
売り上げ達成目標額を設定されたりします。
「ストレッチ目標だ」といって、
「ストレッチどころかちぎれちゃうよ」
位の目標が来ることもありそうです。
結果自体は相手のあることですから
究極的には最善を尽くすだけです。
すると、一旦、行動と、結果に分けて考えて
「目標に達するためにできる方法を探求し、実行する」
と言う行動は自分の意志で選択することが出来ます。
結果、その行動は、その次の期間への
種まきになってしまうこともあるかもしれませんが、
「無理だ」といって、行動を起こさなかったり
選ばされたという、「嫌々なきもち」が
毎日をつまらなくする代わりに、
「自分で行動を計画して、実行する」
という、自分起点の、自分が主人公の
行動が起こせることになります。
その時、行動することに思いを強く持つことで、
（愛情を注ぐことで・・・）
自分と同じくらいに大切なものと
思える。目標に向かってこだわり執着も
出来そうです。
私たちが生きている現実を変えて行くには
想像するだけでは、何も変わらないのは
すでにご存じの通りです。
ただその時に考えたことが、
自分にとって、「こだわれる」ほど魅力的で
あることが、行動のモチベーションにつながります。
そう、やっていても楽しいのです。
その「こだわり」は、自分で選んだ、自分がこだわった
ものだからこそ。
自分にとって、価値のあるものと
自分が認めたからこそ
時には「意地を張って」でも
行動が続くと言えそうです。
私たちがときに、役に立たないと思っている
意地の張り合い、対立のエネルギーを
ちょっとだけ、自分の目標に向ける
状況がゆっくりとしか変わらないときに
その状況に張り合って、好転させる。
そんな自分の状態をそんな使い方が出来る
ようになる。
これもまた、ＮＬＰを学ぶことで
手に入れられることの一つです。
自分が本当に手に入れたいことに
本当にこだわりを持って、
あるいは現状に張り合っていくのも
ありです。
ちょっと大人に対して意地を張っていた
あのころの「若さや無鉄砲さ」も
スパイスにしながら、
この年末に向けて、あと半年僕自身
そしてあなた自身も、どんな自分になって
2012年を迎えるのか・・・ぜひ
意地を張ってでも・・・もとい
強いこだわりを持った姿を確認してみませんか？
では。
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自分相談室“目黒” 毎週
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無料コーチングでサポートさせていただきます。
いつもありがとうございます。
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稗島 正樹 まさき＠活き生きトレーナー
ＮＬＰトレーナー
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター