わかっちゃいるけどやめられねぇ~♪
「ちょいと一杯のつもりで飲んで~」
から始まる「スーダラ節」のフレーズです。
僕自身はもちろん
リアルに聞いていた世代ではありませんが、
(両親の世代ですよ!!)
歌っていた、色々な番組で流れるのを
植木等さんが表現していた
がむしゃらだった昭和30年代のサラリーマンへの
「いいじゃねぇか、笑い飛ばせば」
というエールを感じて
懐かしさを受けている訳でもないのに
時々、耳に浮かんできます。
私たちは、毎日生きていると
大きさはどうあれ、判断や決断を
する場面が発生しています。
些細なことで言えば、
目覚ましが鳴ったとき
「あと5分寝るか、ここで起きるか(笑)」
などもそうですよね。
判断をするときに
私たちは、メリットとデメリットを
比較していることに気付きます。
5分寝ることで、満足が得られるかもしれませんし、
身体を慣らすのに役立って、スッキリ起きられるかもしれません
5分寝ることで、朝食を抜かなければならないことになるかもしれませんし、
あるいは、駅まで走らなければならないことになるかもしれません
それぞれの人にとっての5分の
重み、メリットデメリットが
朝起きるその瞬間にも
私たちの脳を働かせているのかもしれません。
どんなことにも、利点と欠点が必ずあります。
それは、コインの裏表があるのと同じです。
生きるためのエネルギーとなる
食事を取る、呼吸をすることも
その副産物として
身体に害を与える
活性酸素を生み出してしまいます。
だからといって、
全く食べない訳にもいかないですし、
呼吸をしない訳にも行きません
・・・全てのことは2つの側面(もしかすると2つ以上の)が
あると言うことは私たちは
経験的に、無意識的に気付いている
ようです。
ですから、私たちの直感は
ときに、決断をしようとする私たちを
止めようとする働きをします。
このとき、直感は「ちゃんと確認した?」と
知らせてくれているのです。
決して、批難したり、責めているのではないのです。
ですからまずは、
どんな結果が起こったにせよ、
自分を責める必要はありません。
その選択がどのように
今の状況に役に立たなかったのか
という事実の確認は未来のために必要です。
どんな選択をしても
利点と欠点はあるものです。
ですから自分を責める代わりに、
その結果は次の決断の精度を上げる糧とする
にはどうしたらいいか
考える方が良いじゃないですか。
私たちは全てのことに“二つ”の意味を知っています
今回は、利点と欠点という側面で書きましたが
このことに気付いて、さらに一歩引いて
より客観的にその2面を見て
そこ上で選択できれば、私たちは、意識的にも
そのときの最上の選択を出来ることに
なりそうです。
ー~ー~ー
「わかっちゃいるけどやめられない~♪」
このフレーズ、
自分のことを決して責めたりしていない
“こんなやつでも、いいじゃないか!!”
自分のことをしっかり自分が理解してあげている
行動やその結果の前に
自分が、自分を分かってあげなくては
アドバイスもお願いも聞いてくれないですよね。
自分を成長させたい、
変えたいと思ったとき、
まずは、“今”の自分を理解すること
そこから始めませんか?
では。
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いつもありがとうございます。
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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター