Twitter「つぶやく」ボタン
うちには猫が2人(2匹)います。
両方とも8歳の女の子です。

キジトラ白の“さくら”と
サビネコ(淡い)の“みるく”。

この2人は小さいときから
一緒にいるので、
本当の姉妹のように
じゃれたり、追いかけっこしたり
時には、嫁のヒザの上を
奪い合いをします。

そしてまた、おもしろいように
性格が違います。

さくらは、ちいさなことを
全く気にしません。

みるくは、ちょっとしたことに
びくっとしてしまいます。

この2人、(食べ物に関して)好奇心旺盛で
部屋にあるビニールの包装を
見つけて引っ張り出しては
かじって穴を開けてしまいます。

そこで、観察をしていると
おもしろいことに気付きます。

まず、みるくが、テーブルの上や
棚の上にある、袋を“見つけます”
そして、
「何か良いものあるモン!」とでも言わんばかりに
どや顔でその袋を加えて下りてきて
袋を除いたり、かじり始めます。

すると、さくらが
どうも、その「ガサガサッ」と言う音を聞きつけて
その袋を横取りして
かじり始めます。

・・・ここで、2人の“新しい物情報”の
   入力の仕方にクセがありそうです。

そして、ここ1、2ヶ月の地震(速報)が
テレビから流れてきますが、

その反応についても少し観察していると
この2人には違いがありました。

さくらは、「緊急地震速報、地震速報」の
チャイムが鳴った瞬間、押し入れに駆け出します。

みるくは、「地震そのものを感じる(たぶんP波?)」か
さくらの動きを見て、押し入れに向かおうとします。

別の時に、以前取ったドラマを見ていて
一緒に録画された「地震速報」の音が鳴ったときは

さくらは、その音が鳴った瞬間、
押し入れにかけだし始め、
みるくは、さくらの動きにつられて、
押し入れに向かおうとしました。

猫たちにとっても、今回の地震は
怖い思いをしたようで、
その危険から、逃げる判断方法を
学んだようですが、ここにもこの2人で
外の情報を手に入れるクセがありました。

・・・学術的な実験と違って
   十分な実験データではありませんが、
   生き物として、外界の情報を
   手に入れるときにもまた、
   その使い方のクセである、「メタプログラム」が
   あります。

情報を集める状況、たとえば
何かを決断するときに、どんな五感情報を
より集めるか。

それを話したり、伝えたりするときに、
どんな五感情報をより使いがちになるか。

五感情報とは、視覚、聴覚、体感覚(触運動覚、味覚、嗅覚)
ですが、このメタプログラムを理解できると
相手とどの五感情報を中心に使って
コミュニケーションをすると
効果的か、伝わるかを知ることができます。

そしてまた、人間の場合、
その表現は、使う言葉でも表れます。

物事がうまくいかずに、困っているとき、
たとえば、視覚を使いがちなクセの人であれば
「いや、見通し立たないんだよね、糸口が見いだせないんだよ。」

聴覚であれば
「いや、シナリオ通りにいかないんだよね。どの答えも響かないんだよ。」

体感覚では
「いや、状況が動いていかないんだよね。方向感を掴めないんだよ。」

今回はややわざとらしく
表現をしてみましたが、
多かれ少なかれ、私たちは

それぞれのメタプログラムに合わせて
視覚的な表現、聴覚的な表現、体感覚的な表現を
しています。

まずは、相手の方がどんな感覚情報を使って
話しているか、興味を持ってみましょう。

ときには、話しやすい言葉と、聞きやすい言葉で
違いがある方もいらっしゃいます。

それでも、大丈夫。

私たちは、「どの感覚器で」という興味で
言葉を使い分けるとしたら

まずは大きく、視覚、聴覚、体感覚で
考えることができます。

すると、どの感覚かを少しだけ意識して
相手に、リトマス試験紙ではかるように
「今はどの感覚が伝わりやすいのか?」
相手のリアクションで聞き取るのも
素敵ですね。

・・・前回(◎あなたに響く広告、響かない広告
   前々回(◎行動をするために必要な理由のクセ・・・「なぜ」と「どのように」

でもお伝えしましたが、
私たちは、これらのパターンのクセを
状況によって、偏って使っています。

あるときには、聴覚と体感覚の情報
あるときには、視覚と体感覚の情報
あるときには、視覚と聴覚の情報

を省略した世界にいると言うことです。

相手と話がつながったら、
ぜひ、相手の五感の範囲を広げる様に
今度は違った感覚器を使えるような質問や言葉遣いをすると

あなたとの会話はさらに情報密度の濃い物に
なるはずです。

・・・メタプログラムのクセは、相手との話の助走に活用して
   次には、相手の五感情報をさらに豊かにして
   相手もしくはお互いにとっての選択肢を増やす。

こういう風に使っていきます。

互いの五感情報の使い方のクセを
活用することで、相手との会話の密度や質を
高めることができますね。

さて、うちの猫のメタプログラムは
言葉では活用することができませんので、

さくらには、「おいで」と声をかけてよび、
みるくには、できるだけ寝転ぶなりして、
身体を小さくして(大きさも彼女の“怖さ”に影響があるようなので)
手招きでよぶ。

読んできてくれれば、
背中をなでてあげたり、おなかをなでてあげたり。

そう、
さくらとは、聴覚→体感覚
みるくとは、視覚→体感覚
で信頼関係を築く・・・こんな感じです。

追伸、みるくとは、近づいてきてもらえるまでに
3年半かかりました。
僕の視覚(大きさ)が彼女にとって
安心できるまでにこのくらいかかりました。

もしも、猫たちと言葉でつながれたら、
NLPのスキルも少しは使えたかもしれませんが、
猫たちには言葉が仕えないので
N→Pの活用で・・・(笑)

どんな人にも、その状況や関係性で
得意に使っている、五感の感覚が
必ずあります。

そのことに気付いて、合わせたり、
広げて、より質の高い会話、関係性を作るために
活かしていきましょうか?

P.S.2
いずれ良い写真が撮れたら
さくら&みるくお披露目できると思います。


では。

--------------------------------

自分相談室“目黒” 毎週 
中目黒住区センターで実施中
無料コーチングでサポートさせていただきます。

$だれもが幸せ体質になっていいんだ!-活き生きNLP&コーチング-自分相談室URL

いつもありがとうございます。
ペタしてね
----
稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー 
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター