乗車待ちの列に割り込まれる。
レジ待ちの列に割り込まれる。
し・か・も、何もなかったような顔をして。
「かち~ん!、なんだこいつ!」
怒りがわき上がってくる・・・さて、この怒りは
どこに向いていますか?
何事もなかったように
割り込んだあの人
割り込みを制止してくれなかった
店員や、周りの人
おや、
文句言えなかった、自分?
さてさてどこに向いていたんでしょうか?
いずれにしても、そのときあなたの中には
大きなエネルギー、明らかにそれと判るやつです。
そして、多くの場合、何とか押さえ込みます。
そして、「怒り」を見せた自分を
いなかったものとして、元の平静を取り戻します。
そして、
その怒りを抑える事を繰り返していると
時には、その怒りのダムが決壊して
ブチ切れ、大暴走をしはじめること
体験有りませんか?
怒りを「エネルギー」という側面からみれば
発散させなければ、それだけ
たまっていくのかもしれません。
するとその怒りは、
いつか暴発するに違い有りません。
そこで、もう一度、
そのエネルギーの湧く泉
どこに向かって「怒っていた」のか
を考えてみます。
割り込んだあの人
・・・自分だって割り込みたいのに(怒)
割り込みを制止してくれなかった
さらに文句言えなかった
・・・自分だって我慢してるのに(怒)
そう、自分から見て自分がやりたいことを
やっちゃった人を鏡として見て
自分に向かって怒っている
そういう見方も出来るのです。
そしてさらに、その後ろめたさから
「怒ってしまった自分」を
何もなかったように平静を装う。
「怒った自分」からすれば
自分から無視、シカトされた事になります。
言ってみれば、
自由にわがままを許されなかった
自由に怒ることを許されなかった
存在も許されなかった(無視された)
こんな仕打ちを
もし、自分にしていたとしたら・・・
そのことに気づいて、
流れを変えていきますか。
急に、キレ安いキャラクターに成るわけにも
行きませんので、
一つ意識を向けてみたいやり方があります。
それは、
他人に怒りを感じたとき、
その「怒る感情」そのものがあることは
決して否定しないで下さい。
「怒りの感情」が今ここにある。
と一呼吸置いてみて下さい。
あることはOKとうけとめる時間です。
さらになれてきたら
「この怒りから、
私はどんなことを学ぶのだろうか?
気づくのだろうか?」
気づいてみて下さい。
『怒っている最中にそんなの無理だ!!』
もちろんなれるまでは、
怒りの行動が終わってからでもかまいませんので
「この怒りから、
私はどんなことを学んだのだろうか?
気づいたのだろうか?」
そう、こんな感じで考えてみて下さい。
これは、「怒りを感じた自分」を
あなた自身がきちんと受け止めるということ。
無視、シカトをせずに、
自分の大切な感情の一つとして。
むしろ、
外に起こった現象に対する怒りよりも
あなた自身に無視された
「怒りを感じた自分」の怒りのほうが
大きな力を持っているのかもしれません。
なにしろ、自分に裏切られていたのですから。
そして、
このことを続けていると、
「怒りを感じた自分」との協力で
どんな風に、どんな大きさで怒るのかを
相談できるようになるかもしれません。
そして、そのことが結果として
上手な怒り方が出来るように
なるようです。
自分にとってストレスを受ける状況
サバイバルな状況で
一番頼りになるのは、自分です。
その自分の一部である
起こってくる、様々な感情を
受け止めて、味方につけるやりかた
また、続けてお話ししたいと思います。
まずは、
怒りを感じたとき「その自分」と
一度、その怒り自体にもOKを
あなた自身が出してみて下さい。
・・・何かしら必要なメッセージとして
あなたに現れたはずですから。
では。
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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター