こんばんは😉



みなさんは、宮崎駿監督の作品は、好きですか?私は、もちろん、大好きです。



テレビでも、しょっちゅう宮崎監督作品の再放送がされていますよね!  


監督の作品は、日本映画の興行収入ランキングTOP10に3本も入る程、老若男女を問わずたくさんの国民に愛されていますしね!



ついこの前も「風の谷のナウシカ」がテレビで再放送されていましたね!
DVDを持っているにもかかわらず、ついついテレビで見てしまいました。 
宮崎監督の描き出す壮大な世界観についつい引き込まれてしまい、久しぶりに、しばしの感動に、ひたりました。



「風の谷のナウシカ」、以外にも「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」「魔女の宅急便」など、好きな作品が多いのですが、個人的に、宮崎監督の作品は、現代社会に対するアンチテ-ゼを扱った作品が多いなと感じました。



もちろん、愛すべきキャラクターの存在とか、軽快なスト-リ-展開とか、人それぞれ、いろいろ感じるところはあると思いますが!



その中で、私の宮崎監督作品の原点ともいうべき一つの作品があります。

   

それが、40年近く前にNHKで、初のアニメとして製作された「未来少年コナン」という作品です。



簡単なあらすじを言うと、近未来、全面的な戦争で、ほとんどの人類が死滅してしまい、その中で、生き残った自然児コナンとその仲間と再び、科学技術を使って世界征服を企むグループとの戦いを描いたものです。



驚異的な身体能力をもつ自然児コナンが、魚を取る時に使うモリ一本で、武装した集団に果敢に立ち向かっていく姿に、子供ながらワクワクしました。初期の宮崎アニメだけに今、改めて見るとかなり荒削りではありますが!



今になって振り返ってみると、描かれていたのは、行き過ぎた科学技術万能社会と自然と調和した社会の対比だったように思います。

 

それ以前は、科学が進歩すればする程、社会は良くなるという幻想をもっていましたが、科学技術を誤用すると、世界は、破滅してしまうということを初めて理解できた象徴的な作品でした。
それ以降の「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」にも、そのメッセージは引き継がれているのではないかと思います!
ファンタジーあふれる作品の中に、サラリと現代社会に対する風刺を散りばめる辺りさすがに宮崎監督だなと思いました。



宮崎監督の作品が、国民から広く愛される理由として、作品そのものの素晴らしさもありますが、作品一つ一つに込められた強いメッセージにもあるのかなと秘かに思っています!



これからも、宮崎監督には、日本のアニメ界だけでなく日本映画界をリ-ドする作品を作り続けていただきたいですねウインク