こんにちは....




今日はアパレル業界について、僕の思うところを書きたいと思います。アパレル関係ない人はつまらないかもしれません...




さて、近年の繊維業界は皆さんご存知の通り斜陽産業。軒並み景気が悪いです。




しかしそんな中飛ぶ鳥を落とす勢いで事業規模を大きくしている会社がありますよね。




そう、UNIQLOです。




この会社だけは別なんです。まさに一人勝ち状態と言って良いと思います。その秘密はUNIQLOの価格戦略と品質にあります。




アパレル産業の価格設定は、だいたい利益率が50パーセントと言われています。(デザイナーズブランド除く)




UNIQLOの場合はどうでしょう、全体の価格が半分以下程度なのにもかかわらず売上利益率は50.1パーセントと他社と変わりません。

営業利益率に関しては業界トップクラスの高さです。




信じられますか?6000円のTシャツも1990円のTシャツも原価率が同じなんです。





これはUNIQLOが自社工場を所有しているためです。(SPA)




しかし、UNIQLOが品質が悪いと感じる人は中々少ないのではないでしょうか。




この値段に対して、あの生地と縫製技術は素晴らしいです(と僕は思います)




あとは「ヒートテック」とか「サラファイン」とかの付加価値。これもUNIQLOの勝因のひとつでしょう。




しかし、、、g.u、、あれは間違えましたね。せっかくのユニクロの「安いのに高品質」というブランディングが崩壊してしまいました。見るからに安っぽそうだし、安いだけの服だということを自らブランディングしてしまっています。



でもUNIQLOは研究すれば研究するほど、アパレル企業・そして小売業者として尊敬の念が湧き上がります。

吹けば飛ぶような会社ですが、私も一アパレル企業を率いる者として、ユニクロは海外マーケティングの材料になります。






とにかく来月からフィリピン・マニラにオープンするユニクロが、どんな価格設定で・どんな商品配置をして・どんな消費者層を狙うか、とても楽しみです。




ではまた次回.....