昨日の夕方、札幌から金沢に戻りました。
行き、トレーニング、休日のドライブ等、
反則切符を除けば(^_^;)充実した、有意義な旅だったのですが、
その旅の帰り道で、とってもステキなやり取りがあったのです。
お盆期間なので多少混んでいるかも、と思ったので
想定していた列車を一本早めて行った札幌駅。
新千歳空港駅に向かう列車に乗り込み、座ったのですが、
隣の、60歳ぐらいの男性から
「旅行ですか?」
と声をかけて頂いたのです。
旅行というより、心理ワークのトレーニングをしていることや、
自分の、現段階では貧しい認識の中から、SE(ソマティック・エクスペリエンス)について
頑張って説明をさせていただく、とかしました。
お相手の方も、その方面に関心がおありのようでして
その話に興味を示してくださいました。
そして、その方のそれまでの経験、自分の経験などを話したり聞いたりしながら
徐々にそのやり取りを楽しんでいる自分に気づいていました(^^)
※最初は、警戒心的なものが、なかったわけではないのですが(^_^;)
話がはずむ楽しさと同時に
「どうしてこの人は、こんなに気軽に声をかけられるんだろう?」
「俺には絶対に出来ないことを、いとも簡単に・・・」
と思い、それを、その方に聞いてみました。
すると、その人は
「声を掛けやすかった」と言ってくださいました。
「誰にでも声を掛けられるわけではない」とも。
・・・なるほど、言われてみると、
最初に声を掛けたのは俺で
「ここ、空いてますか?」という一言でした。
そのときの感じを「声が掛けやすい」と感じて声を掛けてくださったなら
なるほど、納得。
自分の場合、ついつい「○○しなければ」という感覚に陥ることが多々あるので
その方の気軽で自由な・・・そう、『広々とした』感覚がとっても心地よかったし
その感覚は、自分にとって大きなリソースになりそうです。
(ごめんね(^^ゞ『リソース』って、わかる人にはわかるのです。
そのうち、ブログ等でもご説明出来たら・・・と思います)
そして、機内で、もう一つ・・・
自分が窓際の席で、
その隣(通路側)二つに、若い女性が二人、並んで座りました。
ちょうど小松空港に着くちょっと前の頃、
外の眺め、雲の上を飛んでいて、まぶしい太陽、
そして素晴らしい眺めに見とれていました。
すると、その隣の女性たちも、景色を見ようとしていたのですが
ちょうど自分の頭に遮られ、見えにくくなっていたのに気づき
自分の頭をひょいと下げたところで、目が合ったのです。
俺「どうぞどうぞ(^^)」
女性のおひとり「あ、いえ(^_^;) すみません・・・」
俺「いや、素晴らしいし、私はもう充分見たので、どうぞ」
女性のおひとり「あ、すみません・・・」
と言いながら、その女性たちも、外の景色を見て、
「本当に素晴らしいですよね」
って言いあっていました。
そんな感じで数分間、簡単な話をしました。
もうすぐ着陸でもあるし、それほど話が弾んだとかいう感じでもなく、
それぞれの帰路についたのですが、
気軽に、広々とした感覚で話せる感じ・・・そう、数時間前の新千歳空港での感覚・・・を思い出し
とっても心地よく、いい感じで、旅を終えることができました。
基本的に、女性は苦手です。
いや、苦手ではない、苦手ではないよ・・・
むしろ好きです、いや、大好きです・・・って何のフォローだ(^_^;)
ただ、ついつい「楽しませないと」とか「盛り上げないと」とかいう『目的』を持ってしまうと
緊張する感じを持ってしまい、
自然ではいられなくなる自分も感じています。
そんな感覚ではなく、ただちょっとしたやり取り、それ自身を楽しむ、というか
それ以外の意図を持たずに、ただ目の前のことを楽しむ、という風な
心地よい感覚、これも、自分にとって大きなリソースになりましたね^^
トレーニング修了の翌日、札幌最終日は、羊が丘展望台に行ってきました。
それなりの距離があったのですが、
札幌でため込んだカロリーを消費すべく、可能な限り徒歩で回りました。
北海道日本ハムファイターズの本拠地ですね。
全体的に
北海道民の多く、もっと言えば札幌という街全体が、
ファイターズを応援している、という感じを受けました。
俺、てっきりクラーク博士というと、北海道大学だけだと思っていたんですが
こっちのクラーク博士の方が、ずっと立派でした(^^ゞ
受講中、どなたかに向かって
「クラーク博士は北海道大学ですよ!!!」って言いきった自分が、少し恥ずかしいです(^_^;)
写真では伝わりづらいですが
迫力がありました。
それとも・・・俺が、山が好きだから、かな?