これも4月のこと。
コンサートにでかけた先で、ずっと行ってみたかった有名なお菓子屋さんを訪ねました。
京都じゃないよ。普通の町。(←フラグ)
お店に向かう道に桜
きれいなお菓子がたくさんでした。うきうき。
お稽古へのお土産に、ある程度日持ちのするお菓子をいくつか買い、喫茶室があったので生菓子をいただくことにしました。
席につくと、まず出てきたお茶が
桜茶!
しかも御本手の美しい湯呑茶碗!好き!
老舗の粋やわ、うれしいわくわくする〜と桜茶をいただくと、これがまた上品で目を見開きました。
ちゃんとした桜茶とはこんななの?と感慨深いおいしさでした。
濃くないのです。濃くないのに味わいが濃い、深い。香りがすごく立っていてね、ふわ〜っと広がるのです。びっくりしちゃうよね。
これはかの引き算の美学、研ぎ澄まされてるやつ。
これが無料のおふるまいやで…。
そして、花水木の餅の生菓子とお抹茶のセットを選びました。
まずお菓子がでてきます。
!!
古帛紗まで!!そしてお皿!きれいすぎん?
写真を撮っていたらお茶が届きました。
お茶碗も雲錦の立派なお茶碗や!(ハイテンション)
さてお菓子。練り切りじゃなくて餅の…と、無意識にねっちりしたイメージで食べるやん。
違うねん!ふわっふわ。どういうこと?!
ほんまにおいしいねんよ。ほんと驚き。
お茶ももちろんもちろん美味しかった。見事に点っていて、やっぱりこんなお店では、形だけのお茶のはずがないんやわ。お抹茶も、点てる腕も。く~
さらに!
緑茶が出てきた。おいしいお干菓子付きで。
このお茶も高級な緑茶の甘く香ばしいお味。
誰かこっそり私を観察していた人がいたら、最初の桜茶のところからきっとおもしろかったと思う〜。
こんなにちゃんとしたお茶お菓子いただいて、お抹茶とお菓子セットのお代だけ。
そんなことある?
おお~なんと満足なひとときであったことか。
立派な老舗のお菓子屋さんは、接客もほんとに優しいと思っていて、今回もそう。
やっぱり全部、さすがの一言。
良かった