魂群すら見えなかった日、それでも掴んだ「勝った実感」

2026.08.08(土)

朝、台選びの段階から今日は「狙い目の日」だと決めていた。8のつく日は、これまでのデータでも動きが出やすい。狙いは大海5。イベント日の空気を信じて座った。

――しかし、結果はストレートで2万円負け。

魚群すら、一度も見なかった。

回転を重ねるほど、画面の向こう側が静かになっていくような感覚があった。期待していた分だけ、削られていく金額が重く感じる。心のどこかで「今日はもう終わった」と、静かに白旗を上げていた。

諦めた先で、1円台に座る

大負けした後は、意地を張らずに切り替えるのも一つの立ち回りだと思っている。財布と相談して、1円パチンコのコーナーへ移動した。

まずは「いくさの子」。1/199という比較的軽めの機種選択だったが、苦戦し2,200円のマイナス。一度当たったものの、Rushに入れることはできなかった。ここでも流れは向いてこないのか、と半ば諦めながら台を後にした。

400円が、11,000発に変わった瞬間

最後に腰を下ろしたのは「北斗の暴凶星2」。特に強い確信があったわけではない。ただ、ここで終わるのも締まらないという、ただそれだけの気持ちだった。

投資はわずか400円。それが、11,000発という形で返ってきた。

1円という単価だから、金額にすれば8,000円のプラス。大海5で失った2万円には遠く及ばない。冷静に見れば、今日のトータルは13,000円のマイナスだ。

それでも、久しぶりに「勝った」と思えた

数字だけを見れば、今日は負けの日だ。でも不思議と、帰り道の足取りは重くなかった。ヒキ管理の観点で振り返ると、大海5で完全にゼロになった状態から、諦めて力を抜いたことが、かえって北斗での引きにつながったのかもしれない。

「勝つこと」そのものよりも、「勝った実感」を久しぶりに味わえたことのほうが、今日は大きかった。数字が全てではない日もある――そう思わせてくれた一日だった。