awa ★ diary
Amebaでブログを始めよう!

最近はなんだかドタバタしていてブログを書きそびれていた。
でも、今回はなんだか書かないといけない気分になったので久しぶりに更新。

つい最近、友人が「癌宣告」を受けた。
その中で感じた事を書いてみようと思う。

彼女とは15年以上前に出会っていた。
当時は沢山お酒をのんで、クラブで遊んでなんて青春の一部を語るのには必ず出て来る女性。
ある日、遠方へ移住してしまった。わたしが普段無精な事もあって連絡をしばらくしておらず、勝手にやつとは「いつでも会える」気がしていた。だから離れてからも付き合っている彼などには、遠方にいる彼女の話は大概していた。
友達って常に連絡とっていればいいものではないとわたしは勝手に思っていた。
いや、今も思っている。

そんな彼女がLINEで突然連絡をくれた。
半年前くらいに。
長電話の様にLINEで会話をしたのだが、相変わらず元気だし、ブランクを1ミリも感じさせない会話にとっても嬉しく感じていた。

「11月に東京帰るからね~」なんてLINEでやり取りしたのを今でも鮮明に覚えている。
何故なら「会いたいな~っ」て思ってたから。
正直、わたしは目の前に必死だったりで、会いたいとか思わない薄情な部分も持ち合わせている。
男の人っぽいのかな考え方が。たぶん。
8.13の誕生日、J-WAVEなんだ~なんて言ってた昔を思い出していて。。。
最近結婚した旦那さんの職場が、J-WAVEだからそりゃ忘れる訳が無い。

そんな彼女が突然東京へ戻って来た !!!
事情を知らない私は、なにか異変を感じていたが、何となく連絡を待っていた。
聞いてはいけない気がしていたから。言いたくないのかなとも思ったかな。

わたしの住処の近くの病院に来る事が決まっていて(ここにも縁を感じたが)
会いたいから勿論行った訳なのだが、、、
そこは「癌センター」
久しぶりの再会がここかよとお互い思いながらもハグ。
相変わらずの彼女に感激し。
検査を一緒に待って、結果を聞いたここ一週間。
そこで彼女は癌宣告を受けた。

わたしは、神様は何をここで知って学べと言っているのか考えていた。
いっつも明るい彼女が何故癌にいたずらされなきゃならないのか。
今でも忘れぬ大好きな父を襲った癌がまた身近に現れた。
大抵、癌は「わたの思ういいやつ」(わたしが好きだと思う数少ない人)を襲う。
わたしは率直にそう思った。

でも、今日で考えが変わった。
夕方報告はもらっていて、情けないがひと泣きし。歯医者へ行ってなんとなくボケっとしていた1日だったのだが。。

彼女はFACEBOOKでみなさんへしっかりと癌であることと自分の気持ちを伝えていた。
本当に親切な友人が多いねって思うけど、ただ単に彼女がみんなに普段優しく親切だから自然と返って来ているのだ。
素晴らしい人間関係を築いてきていた彼女を尊敬するし、しっかりと前を向いている闘おうという姿勢に、彼女を本当に誇りに思える友人だと感じた。
もう30年以上生きているがなかなかこういう女性とは出会っていない。

強くったって、気が弱る事も落ち込む事もこれから沢山あると思う。
きっと彼女はその度に方法を見つけ、ひとつひとつ時間をかけて乗り越えるだろう。

そんな誇りの彼女を鏡にして、わたしに足りないものをもう一度見つめ直そうと心から思った瞬間だった。
やはり自分はまだまだちっぽけだと改めて感じれた。
彼女と友人であったお陰で、久しぶりに自分を鏡に写す機会を頂いたのだ。

彼女の髪が抜けようが、痩せようが、太ろうがなにがあろうが、頑張るリスペクトな友人をわたしなりではあるが、応援し続けようと思う。

本人が一番辛いのもわかっているけど、日々生きる世の中で本気で頑張っている人もここに居る事をそして友人であることを自慢したくて、ブログに敢えて書きました。
自分にもし同じ事が起きても、彼女の様にしっかりと前を向ける女性でありたいです。

病と闘う彼女から大きな勇気を頂いた。
ありがとうと心でつぶやいた夜24時でした。