“Team Gorkii” の明けない夜明け | Bamboo Labo

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There is no love sincerer than the love of food.


そんなわけで
サッカー中継見たさに19時ちょっと前に帰宅した
昨日。


驚いたことにガレージに86があって
夜のお仕事に出ているはずの小次郎が家にいた。


突然仕事に行きたくなくなって、

休みを取ったんだそうな。

社会人として、実にいい加減な態度だ。(褒め言葉)


で、キックオフに合わせて私が帰ってくるはずだと、
ビールはもちろんのこと、グラスまでキンキンに冷やしておいてくれて
その上、茄子の煮びたし、冷奴、大豆の煮物、ゴーヤの炒め物など、
酒の肴をたくさん料理しておいてくれた。


感激の余り、泣きそうになった。

まさか後で試合結果に泣きそうになるとは
思わなかったけど。


その小次郎、GAMBAのシステム見て、
「3バック! 3バックって、あははははは~~、ゲホっっゲホっっ!」
と、ビールを詰らせながら、悲しいほど大ウケしている。


そして、ゲームが進んでいくにつれ眉間の皺が深~くなっていく私の横で、
「うん、低いレベルで拮抗している、実に面白い試合だね、うん!」だと。
うるさいよ。


ところで、昨日のこの試合の
実況について。


アナウンサーが明らかに札幌寄りで、札幌のチャンスやゴールの場面だと
大騒ぎしていて、声を聞いてるだけで次第に気分が悪くなってきたので
いったい誰だよと名前見て、“TBSのえなりかずき”であることが判明。


土曜の夜の情報番組のスポーツコーナーで、翌日にG1レースがある時に
トイ・プードルに予想させながら騒いでるあいつか、と、よろしくなかった印象が
さらに悪くなる。


で、そうこうしているうちに
ドローで試合終了。


ビールは最高、つまみも最高。
そして試合内容だけは最低な夜だった。


だが


中継を見終わった後、引き続き
『九死に一生スペシャル』とかいう番組をダラダラ見ながら
とんでもない事件に巻き込まれた他人の人生に想いを馳せるに至り、


「健康で、おいしく酒が飲める生活が送れる。ただそれだけで幸せなのだ。
ご贔屓のサッカーチームがどん底なんていうのは鼻クソみたいなもの。」


と思い直す。


ただ、その鼻クソがなかなか取れなくて・・・じゃなかった、
気になって気になって仕方なくてイライラしてるんですよね~、
小者なもんで。