2017年11月4日 晴れ
早稲田祭・初日に、マスコミ研究会さんにお呼ばれして講演会をしてきました。ヽ(・∀・)ノ
お話を頂いたのが...2017年3月23日!
なんと7カ月半前の事。
準備期間がすごい!笑
その分、熱量もあって快諾させていただきました。
初めは「AV男優っていう職業とのギャップ」を重視したくて、超マジメな講演内容を提出していました。
なので最初の打ち合わせで、マス研のみんなが「え!?」って顔になっていたのが今でも忘れません。笑
そんな中、9月に戦友・森林原人くんと一緒に講演会をさせて頂きました。
僕はイベント事があった際は、Twitterでエゴサーチをして「どの部分が印象に残っているのか」を調べます。
そうする事で、人が興味のある部分とない部分が見えるからです。
そして、痛いほどに気づかされたことが「どんなに良い事を言っても、下世話な笑い話の方が印象に残る」という事。
僕はいつも
「自信とは、見た目が良くなったり、コミュニケーションが上手にとれるようになって付くものではありません。
今のありのままの自分を受け入れる事こそが本当の自信につながります。
女性芸人さんを見てください。
渡辺直美さんを見てください。
ありのままの自分を受け入れているから輝いているんです。
”痩せたら自信が付く”とか”整形したら・豊胸したら”などと言っているような、
今の自分を受け入れらていない人に本当の幸せはきません。」
と、生きていくうえでとても大切なことを言ってる(つもり)のに、
「精子の戦いだ!!」や「お坊さんではなく”お棒さん”」の話の方が印象に残ってたんです。
「えー!!? 9月の講演会は大人ばかりで、コレだ。だとしたら学生ばかりの早稲田祭だと、マジメ過ぎて飽きられてしまう」と恐怖を感じ、一旦すべてを白紙にしました。
すでにマス研はこれまでの話し合いから、使用するスライドを用意してくれている段階での白紙。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そしてTwitterで優先募集が始まり200席が1時間で埋まり、当日席をもう少し増やして対処。
800キャパの半分があっという間に埋まりました。
コレは安心とともにプレッシャーにもなりました。
「800キャパ」って聞いて「ガラガラだったら・・・呼んでくれたマス研に申し訳がない」と思っていた反面、「期待されている」というプレッシャーが襲ってくるわけです。
白紙にしたばかりなのに!
よく飲んでます。
なのでもう一回マス研に「どんなことを学生は聞きたがっているのか?」を聞いて、「普段のAV男優の生活」と「AV男優としてのマインド」と「女優さんについて」を軸に、僕が絶対に伝えたい「性病の知識」を織り交ぜて再構築。
AV男優ならではの体験や表現を交えて再構成。
マス研は日にちが迫ってくると、毎日ライングループで「表現について委員会から再三の注意が来ております・・・」と不安の声を上げていました。
講演の2日前に、台本が完成。
自信をもって、講演前日に僕が非常に信頼をしているメンターを前にリハーサル。
僕は「表現にはくれぐれも注意を・・・」を逆手に取って、開口一番の挨拶を
「クンニちわ~!!」
にしていました。
これで学生の心を掴もうとしていたわけです。
ラジオの夕方の生放送でも使った手法でした。
しかし、メンターがいきなり僕を叱りつけました。
「いきなりソレだと、マジメな人はこれから2時間、講演を聞くのしんどいわ~って印象を与える」
「AV男優が下品な言葉を言うって、そのまんまの印象でつまらない」
「早稲田祭は笛を持った委員会が監視していて、本当に退場させられる。そうなったらしみけんを呼んだマス研のメンツはどうなる?」
と、ぐうの音も出ない意見でダメ出し。
他にも、個人名を出したエロ都市伝説の部分も
「もし、その部分だけネット記事に取り上げられたら、どうするの?相手に名誉棄損で訴えられても文句言えないよ。」
と、ばんばんダメ出し。
本当にメンターとはありがたいです。
・・・。
そして言われたところを直し、完成稿ができたのは夜中2時を回っていました。
ノート。満”臭”事変のページ。
「不安は、反復練習で克服する。」
僕の友人のオリンピック選手が言ってました。
「本番で緊張している様な練習量ではダメ。本人よりも周りの方が緊張しているって状況でないと。」と。
その状況で朝を迎えました。
僕は「早く始まらないかなぁ。。。」と第4回の地下クイズ王の収録日のような気分。成功するビジョンもしっかり描けてる!
なつかしい・・・。ここだけの話、第7回は・・・
なさそう。。
講演当日、一番気になっていたのは「動員数」でした。
それも僕が会場入りする前にマス研から「すごい人です!一時間前でもう定員を超えました」との連絡が入り、もうワクワクが最高潮に!
↓その時送られてきた写真。こんなに並んでくれました。ヽ(;▽;)ノ
開始5分前には、すっごく心地いい緊張感に包まれ、一緒に登壇したコンピューター園田君とも「楽しみましょ!終わった後のメシは美味いぞ~」って言いながら、講演はスタート。
2時間後、無事、講演終了。
僕の中では100点、いや120点を付けたい出来でしたが、そんなことを言うとまたメンターに「100点なんか付けたら、もう伸びしろねぇな。」って言われるのが目に見えているので・・・98点。
残りの2点は、「次もこのクオリティでできるのか?」と「今回は無料だったけど、お金を取っても満足させてあげられたのか?」という点を残しておきます。
僕は「800人の前で2時間喋れた!」という、大きな自信につながりました。
この自信は今後の人生で大きな力をくれると思います。
最後には取っても綺麗なお花、そして、お土産もたくさんいただきました。
こんな機会を作ってくれたマスコミ研究会さんには本当に感謝です。
3年生は最後の早稲田祭ですね。数年後、どこかで一緒にお仕事できることを楽しみにしています!
来てくれた皆さま、本当にありがとう!
満席で入れなかった方々は本当に申し訳ない。
同じクオリティ、否、それ以上のものを次も引っ提げて講演やらイベントなどを行いますので、是非会いに来てください!(^^)/
P.S. 最近、めちゃくちゃいいヘアスプレーに出会いました。
最近、ムラびんの収録は「例のプール」で行われてるんだけど、湿気がすごいんです。
その中でもメイクさんが「なんで崩れないの?」と驚愕するほどのキープ力。
ケープの紫やVO5なんて目じゃないッス!!
※携帯で見る人用に、色を使って書きました。
PCで見ている方には読みにくかったかもしれません。
(´ω`)