4月30日、ニコニコ超会議に参加させていただきました。
参加内容は
超トークステージにて
堀江貴文さん(SNSファウンダー、予防医療普及協会理事)
鈴木英雄さん(つくば予防医学研究センター 副部長、予防医療普及協会顧問)
石井洋介さん(高知医療再生機構 特命医師、日本うんこ学会会長)
落合陽一さん(メディアアーティスト、筑波大学 学長補佐・助教)
ひろゆきさん(途中参加)
と「予防医療」についてを話し合い
うんこ学会さんのブースにて「性感染症」についてを
忽那賢志さん(国立国際医療研究センター感染症医)
とお話しさせていただきました。
情報量が多いので前編・後編に分けさせていただきます。
前編は超トークステージで話し合われた「予防医療」について。
僕はAV男優として、たえず健康と勃起論、そして性感染症と向き合ってきました。
その中でも知らなかった事や、改めて学ばせていただいた事を、皆さんに知って頂きたい・そして自分自身が忘れないためにもここに記しておきます!
絶対に為になります!
先ずは
10時30分~「予防医療」について。
このメンバーの中になぜに僕がいるのかさっぱりでしたが、皆さんも疑問に思うであろうことをバシバシ質問させていただきました。
以下、要点。
・便潜血検査を一年に一回やると大腸がんはかなり防げる。
→うんこして、つまようじみたいなので突っつくだけ。10秒で終わります。
胃がんの原因ピロリ菌の有無も便検査で分かる!
何か病気になってからの治療費と、予防にお金をかけるのでは圧倒的に予防にお金をかける方が安上がり。
それに健康に詳しい人は人の興味を引きやすいので、話の引き出しづくりにも最適。
・がん死亡率1位は青森県。
→これが不思議で、アメリカの国立がん研究所が国家予算2000万ドル(約22億4000万円)をかけて、がん予防に効く植物性の食品を調査したプロジェクトがあり、その調査で一番重要度が大きいのは「にんにく」と言う結果がでました。
なのに!にんにくの収穫量日本一は青森県なのに!!(生産量は一位でも摂取量は日本一ではないのかな!?)この結果には「ガーン」です。
(写真は「がんにならない方法教えてください」より。)
ちなみに「一番がん死亡率が低い県は?」と尋ねられ
僕は「山梨か群馬県」と答え、
「正解は沖縄県」と言われてたので調べてみたら
この記事では「長野県」が一番がん死亡率が低いとの事でした。(http://style.nikkei.com/article/DGXKZO05992250S6A810C1TZQ001)
僕も何らかの記事で内陸県が死亡率が低い(野菜を食べる傾向にあるから?)と読んでいたので内陸県を答えたのですが・・・色んな発表がありますのでね。(´・ω・`)
・肝がんの発がんリスクはアルコールよりもウィルス性肝炎が主。
→一見、アルコールが肝臓に負担をかけるので発がんリスクが主かと思いきや、ウイルス性肝炎なんですって。
特に肝炎ウイルスは性交渉で感染するからなぁ。
肝臓は「肝心な臓器だから”肝臓”」で、
肝臓だけが切除しても元の形に戻るので、人間の臓器の中でもかなり重要度が高いのがうかがわれます。
A型とB型はワクチンが開発されていますので、
「しみけん打ってないならすぐに打ちに行った方がいい!」とのことで
僕のモットー「鉄と膣は熱いうちに打つ!」が新たに
「鉄と膣とワクチンは熱いうちに打つ!」に上書きされました。
ってことで翌日、病院に電話。
し「B型ワクチンを打ちたいのですが」
病「今日の今日では打てません。先ずは抗体検査を受けて、抗体がなければワクチンを発注します。」
なるほど。そりゃそうだよね。昨日の今日ではダメで抗体検査を受けなければいけないのか。
よく都市伝説で「B型ワクチンを打つと、性病検査で常にB型肝炎が陽性になる。」とありますが、あれはガセです。
抗原と抗体がごっちゃになってるのですね。
抗原=敵。体に侵入しようとしたり、悪さをしようとする物質やウィルスなど。
抗体=味方。抗原が体に入り込んだり悪さをする前にやっつけてくれる免疫。
AV業界の性病検査の基準となっている
新宿クリニックの検査表にも「抗原を調べていますよ~」と記載されております。
ってことで抗体検査を受けてきました。
問診して採血。5分で終わります。
結果は約2日後にわかり、そこから約3回ワクチンを打って約半年がかり抗体を作っていきます。
自費で5584円。
これでB型肝炎と肝がんのリスクが減らせるんだったら超安いもんだ。
そしてもう一つ打った方が良いワクチンが「HPVワクチン」。
俗にいう「子宮頸がんワクチン」。
それを男性も打とうというもの。
以下は 週刊現代 2013年8月18日の記事より抜粋。
「HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスへのなかでもハイリスクHPVのなかには、がんの原因となる型もあります。このハイリスクHPVの一部は、性器の内部にある細胞をとくに好んで、そのなかに入り込む性質があるため、セックスによる粘膜の接触が、主要な感染経路になります」
主にセックスで感染する、つまり女性に感染する前に、男性器にウイルスが定着、感染していたから、女性はHPVを受け取ってしまうのです。
こう聞くと「ほら見ろ、俺は何ともないのに妻がウイルスを持っているなら、誰かと浮気したんじゃないか」と考えてしまう男性もいるかもしれません。
そして「HPVは性交経験がある男女であれば誰でも感染する可能性があり、男性にも影響があります。HPVのなかでも6型、11型は男性も発症する尖圭コンジローマを引き起こします。男性の陰茎がん、肛門がん、咽頭がんなども16型、18型のHPVが原因となる場合がありますが、発生頻度が子宮頸がんの10%程度と低いのです」(週刊現代 2013年8月18日の記事より )
なるほど。
そしてアメリカがん協会も「男性も子宮頸がんワクチンを打ってくれ」との勧告を発表しています。(https://medley.life/news/item/57bd4dc9156ef219008b45a8)
しかし、厚生労働省は子宮頸がんワクチンについて「接種に当たっては、有効性とリスクとを理解したうえで受けてください」と案内していますので、皆さまもご理解の上で接種してください。
(最近、副作用が問題になっていますので・・・)
僕も体の中が「ワクチンだらけになっても大丈夫なの?」と疑問がわいたので
病院の先生に聞いたら
「抗体はたくさんあっても、いいよね!」と明るく答えてくださったので、がんがんに抗体を作っていこうと思いました。
-------知識として以下の情報を置いておきます。-------
HPVワクチンには2種類ある。
サーバリックスとガーダシル。違いはサーバリックスは2つの型にしか対応しておらず、ガーダシルは4つの型に対応している。
男性にはコンジローマをカバーしているガーダシルを推奨しています、との事。
HPVワクチン(ガーダシル)
「ガーダシル」は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型、11型、16型、18の4つの型の感染を予防する4価のHPVワクチンです。日本ではHPV16型、18型は子宮頸がんの発症原因の約65%を占めており、特に20代では90%、30代では75.9%にもなります。 一方 HPV 6型、11型は尖圭コンジローマ(性器イボ)の発症原因の約90%を占めています。「ガーダシル」は、9歳以上の女性において、子宮頸がんだけでなく、尖圭コンジローマといったHPV疾患を幅広く予防します。 (渋谷文化村通りレディスクリニックHPより)
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色々と教えてくださった、皆さまありがとうございました。
そして、機会を与えてくださった石井先生、本当にありがとうございました。
石井先生のご活動です。↓人生が波乱万丈です。感動します。
http://coffeedoctors.jp/doctors/2126/
そして「日本うんこ学会」の会長さんでもあります。
http://unkogakkai.jp/
石井先生のTwitter
https://twitter.com/ishiichangdesu
難病・人工肛門、やさぐれた偏差値30から名医に。
この石井先生の記事を読んだら「私の人生クソだ」って言えなくなります。
鉄と膣とワクチンは熱いうちに打つ!!
後半は忽那先生と「性感染症」について深くお話しさせていただきました!
美味しく、持ち運びに便利なので最近重宝しているプロテイン↓
(´ω`)