別山♯3②大好きな仲間とチブリ尾根から下山!の巻きの続きです
2017年8月15日(火)
夏休み5日目の朝がやってきました
よく寝たー!!!
天気予報によると朝の間はなんとか大丈夫らしい
さて今日登る予定の山、医王山(いおうぜん)
登山口から30分で山頂だって
さすがに30分は短いよねってことで、ひろさんが4、5時間歩けるコースを考えてくれた
駄菓子菓子
朝の間しか天気がよくないってことで30分コースで行くことになりました
登山口の手前が崖崩れで行けず手前の空いたスペースに車を停めて歩きました
歩いて10分ぐらいだったからよかった
眼下にはイオックスアローザスキー場
8:30 出発
医王山(いおうぜん)は白兀山(しらはげやま)、奥医王山及び前医王山などの山塊の総称
これから登るのは最高峰の奥医王山
いきなりの浄土坂288段!
ちゃんと数えたよ~
足めっちゃ重かった~
龍神池
8:55 奥医王山(939.1m)
医王山は、石川県金沢市と富山県南砺市にまたがる標高939mの山塊である。白兀山、奥医王山及び前医王山などの山塊の総称で、最高点の奥医王山には一等三角点が設置されている。日本三百名山及び新・花の百名山に選定されている。(by Wiki)
「いっとさんかくてんたちでつ!」
「あたちもよ!!」
「こんなちちゃなやまでつけどいっとでつか!」
どうして医王山という名前になったのか気にしていたらあっこさんが調べてくれた!
【由来】
説①
白山を開いた泰澄大師がこの山に登り、薬草が多いので中国の育王山にちなんで育王山と名付けられましたが、その後時の天皇が病気になりこの山の薬草を献上したところ病気が治り、よろこんだ天皇がこの山に「医王山」と名付けた
説②
「金城勝覧図誌」には「山中薬草多きにより名を得るなり」とあり、「加能越大路水径」に「山上薬師あり故に名とす」とあります。医王は薬師如来の別名でもあり、この山に薬草が多いので薬師如来の山「医王山」と呼ばれるようになった
にゃる~
金沢の町並みの背後にそびえ、金沢市民の心のふるさとも言うべき存在らしい
うちでいう伊吹山みたいなものか!
「すごいでつ!!!」
高台に登ってみた
めっちゃもろそうだったのですぐ降りた
いよいよお待ちかねの無線講習会
ととうれしそう~!!!
あっちゃんは既にフォネスティックコードなども予習していて大方覚えてきていました!
がんばりやさんだな~
そういやよっちゃんはめっちゃ頭よくて、フォネスティックコードをほぼ1回聞いただけで覚えていた
頭のいい人って芯から構造が違うんだなぁと目の当たりにしてドギモヌカサレタのでした
今度はあっこさんが実践
あっこさんも天才
あっこさんもフォネスティックコード覚えるのすごい早かった!
そして運用ももう手慣れたもので昔からやっている人みたい!
しかも声もかわいくてお話も上手なので繋がった人はうれしとだったでしょう
下山しましょ~
あっというまに
10:10 ゴール
立山であっこさんのカメラが雨のせいで壊れてしまって、
お金持ちのひろさんが新しいカメラを買ってくれるとかくれないとかいう話をしながら車まで戻りました
駐車場で解散
キムさん、あっちゃん、四国まできをつけてね
そしてあっこさんとひろさん、本当は一緒に八方まで行き、大反省会をする予定でしたが
急用ができて帰らなくてはいけなくなってしまいました
残念だけどここでお別れ
と思ったらコンビニでまた会えました
サークルK金沢大学店
茶色を基調としたシックなサークルKでした
イートインがありみんなでお昼を食べました
あっこさんとひろさんとはここで本当にしばしのお別れ
去年、はじめてあったのがシダンゴ山
そして木曽駒ケ岳
今年はいっぱい一緒に山行させてもらった
雲取山・編笠権現・守屋山・鳳凰三山
なんか書いてみると少しだったんだなぁ
なんかそんな気しない
あっこさんはわたしの気持ちをたぶん誰よりも理解してくれていた
大好きなとととまりたと立山に行きたい
立山のいいところ全部紹介したい
今度いつ立山に行けるかわからないから
おらは焦っていた
ぎゅんぎゅんに詰め込みたかった
あっこさんはそれを誰よりも理解してくれていた
そして一緒になってプランを考えてくれた
立山がダメになって白山プランを出してくれたひろさんも
いっぱい考えてくれた
あっこさんに怒られながらもいーーーっぱいごちそうもってきてくれた
おらはすごく幸せだった
あっこさんとひろさんが先導してくれて本当に心強くて嬉しくて嬉しすぎた
あっこさん、ひろさん、ありがとうございました
ここから8時間の道のりを一気に帰らなくてはならないあっこさん、ひろさん
きをつけてかえってくださいね
わたしたちは戦争に突入!
ランドリー第二弾だ!!!
なんとも世界最新の美しいランドリーに辿り着いた!!!!!
中もポップでニューヨーク近代美術館と見間違えた
中はサンダル式で床はピカピカだ
そしてエアコンが効いていて汗ひとつかかないシステム
すばらしとでつねまりたん!
あっこさんともここのランドリーで業務したかったぐらいだ
ランドリーにいる人というのはなんとも気さくで親切な人が多い
近所の素晴らしい温泉を教えてもらった
タールの温泉で美肌にいい温泉だった
特筆すべきは水風呂の広さだ
ここだったらあっこさん、まりた、あんちゃん、みほちゃん、おらと袖振り合うも多生の縁のだれかと入ってもまだ余るほど広かった
そしてスーパーマーケットバロー大桑店でお買い物
バローは地元でもいっぱいあるスーパーなのでそこに一緒にいけて嬉しかった
16日から20日までの縦走で食べるパンやラーメンなども買った
北陸自動車をひた走り一路八方へ
今日は八方の駐車場で車中泊し、翌朝ハイエース君で扇沢まで送ってくれる
私が扇沢から八方に降りてきてそのまま帰れるようにとまりたが提案してくれた
なんてありがたいサポートだろう
ありがとう
今夜のビールは金麦ではなくて『頂』をチョイス
全国的に売っているのだろうか
これ、すごくおいしかった
名前も好きだ
ごちそ
おやすみ
また明日ね
明日、送ってくれるのありがとう
おやすみ
そういってエクストリーマーに戻った
車の中で明日の準備をした
忘れ物をしないように
そしてこの駐車場の場所もメモっておかないと戻れなくなっちゃう
写真を撮ったりした
さぁ寝ようかなという頃、リンダから情報が入った
わたしが行こうと思っているルートで8月12日午前8時20分頃滑落者がでたという情報だった
わたしはそのニュースをみてショックだった
8時20分頃というとちょうどわたしたちが立山のテン場から室堂に着いた頃だった
13日ヘリコプターで近づいたが返事がなく明日16日に再度接近を試みるとのことだった
悪天候でもわたしは計画を遂行することがあるけれど
撤退も何度かしている
一応わたしなりに天気と歩く場所とを考えて遂行するかどうかいっぱい考えて歩いてる
扇沢から五竜までのルートはここ数年歩きたいと思っていたルートで
今回念願だった
だけど
ニュースを知って
絶対に駄目だと思った
天気予報もずっといまいちだった
滑落した人がまだ助かっていない状況で同じルートに突っ込むのは絶対に駄目だと思った
またこよう
まりたにごめんと連絡した
まりたは朝車に来てくれて「よかったよ」と言ってくれた
ハイエースくんに行き、ここまで送ってくれたととにもごめんねというと
「わたしはやめろってゆってただろう~」とゆった
いややめろとはゆってないwwwと思ったが心配してくれてた気持ちがありがたかったし嬉しかった
「またくるでつ」
「あたちもよ!!」
「ぼくもくるでつ」
わたしが山で食べるはずだったヒチザキ夏の毒祭り的なパンを3人でわけっこして八方をあとにした
この日は16日で平日だった
わたしは節約したかったので松本から安房トンネルを通って岐阜県平湯にでて下道で帰ることにした
とと、めりた、ありがとう
ふたりは安曇野インターから高速だ
併走してお別れすると泣いちゃうからここで別れた
ほんとにほんとにありがとう
松本から生まれて初めて安房トンネルを通って平湯へ
8月10日
とととまりた、そしてあっこさんとひろさんがこのルートでここへ出た
折立に車をデポして立山へ入るためにこのルートを通った
わたしは一緒に走っている気分で走った
すごく楽しかった
感謝の気持ちでいっぱいだ
8月10日のあの日から
ずっと一緒に夏山歩きをした
天気がいまひとつで立山折立はできなかったけれど
それ以上の夏山になった
立山も白山も満喫して
たくさんの素敵な仲間と山を楽しんで
そして課題もできた
2017年の夏山に感謝
みんなに感謝
ありがとう
「ぼく、ひらゆのもりはいてかえるでつ」
「あたちもよ!!!」
もう夏山終わった感満載だけど
実はこのあとまたもう一山たのしんだ~!!!
つづく!