木曜日の夜 久しぶりに映画を観に行った。
最近は息子たちの仕事柄(長男はコスチュームクリエイター/二男は役者) 舞台観劇が多いことと これはと思う映画になかなか出会わないことから 映画館に行くことがめっきり少なくなった。
ヘソ曲がりなのか 巷で話題の映画は 仕込みの観客にわざとらしい感想を言わせるあの宣伝が嫌いで いかにも作られたブームには乗りたくないなあなんて思ってしまう。
Kate 観る映画もご縁だと思っている。
自分の琴線に触れる作品は 何らかの形で自分のアンテナに引っかかってくるのではないのかなあなんてね。
人にいくら薦められても心が動かない時もある。
そのような中で この映画『DANCER』だ。
いつも素敵な写真をアップされている蒼空さんのブログを拝見して これは観たい!と惹き付けられたのだ。
[ブログ名・はじまりの蒼空(そら)]
早速 上映している映画館を調べると ラッキーなことに 横浜のシネマJACK&BETTYの名前が!
レイトショーのみだけれど 全然構わない。
こちらの映画館はシネコンではなく スクリーンジャックとスクリーンベティからなるミニシアター。
シネコンで上映されないような作品もたくさん観ることができる。


趣のある可愛らしい映画館へは JR関内駅からイセザキモールを抜けるので 少し歩くけれど この日は夜風が気持ち良く ちょっとした散歩になった。
豆電球が印象的なエントランス。

開場時間には係りの方が このドアを開け 観客はチケットについている整理番号順に入場する。

映画は・・・観て良かった!!
類い稀なる才能を持つ者の宿命 踊るとはかくも過酷なものなのか?
メンタル面もフィジカル面も 日々壮絶な自分との戦いは 観ていて息苦しくなるほどだった。
詳しい内容は避けるが 自分を一流のバレエダンサーにすることだけを考えてきたセルゲイの母親に対する複雑な感情 家族が自分のバレエで喜び ひとつになることが願いであったのに 結局父母の離婚でバラバラになってしまった家族・・・後のセルゲイと母親とのやり取りには胸が痛くなる。
セルゲイの家族への思い 母親に対して感謝が根底にあるものの負の感情を静かにぶつける姿 それに答える母親の何とも悲しい表情に めずらしく涙腺を刺激された。
「踊ることは好きだよ」という終盤のセルゲイ・ポルーニンの表情と言葉に 張りつめていたものがホッとゆるんで 救われたような気がした。

人の身体はこんなにも美しい。
踊る姿には釘付けになる。
けなしながらも弟思い~弟の方は兄に何か考えているかしらん?そこは考えてあげてね(笑)
それにしても旅行の備忘録はいつになることやら・・・
すでに記憶が薄れつつあるKate♪








