あの日は夕方からサラヴァ東京に行く予定になっていた。
遅い昼食を済ませ そろそろ支度をしようと思った時だった。
横浜は震度5弱 それは今まで経験したことのない揺れで とうとう来たかと身構えた。
余震はあったものの もの一つ落ちることなく 揺れは収まった。
ただ交通機関はすべてストップ。
身近では夫 長男 姪が帰宅難民となり それぞれ 会社 友人宅 避難所で夜を明かして 次の日に無事帰宅した。
計画停電も心配されたが 我が家のある地域はそれもなかった。
しかし テレビのニュースを見ると・・・後は皆様ご存じの通りだ。
横浜も関東大震災を乗り越えてきたが 自分の体験ではないので 故郷が壊滅状態になるなんて 想像もできない。
胸が潰れるようだろう。
悲しい人 苦しい中にある人 どんな慰めも虚しい。
人を慰めることは苦手だ。
まだ繊細な心を持っていた若い頃 愛する母を亡くした時に 悪意のない親切や言葉に傷ついたことがあるから。
寄付しかしたことのない身としては ボランティアの方々には 本当に頭が下がる思いだ。
どれだけのエネルギーがいることだろう。
それでも ふと考えてしまう。
そこに根を下ろし 住み着くのでない限り
「ああ この人たちは帰れば 家があり 家族がいて 普通の本当の日常が待っているんだなあ」などと
自分なら 有り難いと思いながら こんなふうに羨んだりもしてしまうのではないかしらん?
その人の悲しみは その人にしかわからないから・・・
ネガティブ過ぎるかな?
被災地の方々はもっと逞しく 前を向いて一歩一歩進まれているに違いない。
14時46分 黙祷をした後に そんなことをとりとめもなく考えた。


Kate♪