「ドレスコード」

公式な場所では正装の着用が決まりごとですが、催される式の趣旨や時間帯により着用する服装が
異なります。 公式な場所では男性の服装区分に従い、女性も同格の服装をするのが基本です。
この決まり事を総称して「ドレスコード」と言います。

ブーケ1~第2回 ドレスコードの種類~ブーケ1  正礼装・昼間偏

礼装というものがありますが、礼装には「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3つの区分があります。
礼装は昼と夜の時間帯で着分けます(昼と夜は午後5時から6時が境となっています)


「正礼装」は皇族が臨席される宮中行事(宮中晩餐・午餐など)、国公賓の歓送迎行事など、最高の儀礼が求められる公的・国際的行事で着用します。
男性も女性も一番格式高い正礼装を基準に「準礼装」、「略礼装」と用途の格が下がると考えてください。


では、今日のブログでは礼装の「昼間の正礼装」を紹介します。 

※今回は昼間の正礼装です、夜間は下記のコーディネートと異なりますので注意!


男性 
正礼装
○ドレスコード:Morning Coat

<上衣>    黒またはグレー

<ベスト>   上布と同じ素材で黒(慶事はグレー)。
         シングルまたはダブル。

<ズボン>   黒とグレーの縞ズボン、裾の折り返しはなし、サスペンダーを使用(ベルト不可)。

<シャツ>   白無地。立襟・折襟両方可 シングルカフスもOK。

<ネクタイ>  白黒の縞またはシルバーグレー、結び下げまたはアスコットタイ。

<靴・靴下>  黒キッド、またはカーフのオックスフォードなど。靴下は黒無地。

<アクセサリー>ポケットチーフは白麻、白絹。カフスやタイピンは真珠や白蝶貝など白い石を揃える。

<手袋>     白、またはグレー。素材は鹿革、または布製。

<帽子>     着用する時はシルクハット。


AVOCOM雑記
信任状棒呈式での一コマ。画像のスイス駐日大使が着用されているのもモーニングです。
この後、馬車に乗り皇居へと向かいます。

AVOCOM雑記


AVOCOM雑記
大使を乗せた馬車は皇宮警察・警視庁の騎馬隊を加えた馬車列を編成します。
馬もおりこうです。

では続いて。

女性 
正礼装
アフタヌーンドレス

<服装>      ローブ・モンタントを原型とした、胸元や肩、背など肌の露出は控える。
           長袖か7~8分丈。色、素材は無地感覚の光り過ぎるものは避け、派手にならない。
           絹の無地がふさわしいです。 

<靴>        ピレーンなパンプスやドレスと同じ布など。光の強いものはNG。

<アクセサリー> 真珠などの光を抑えた、品のあるもの。

<バッグ>     カー府や布製など光を抑えた小型なもの。

<手袋>      帽子をかぶるときは必須です。公式な場は白、その他はドレスと同一の色や淡い色
           でそろえるとよいです。



以上が、今回の昼間の正礼装についてでした。

色々知ると、国際マナーも面白いのではないのでしょうか?

では、次回の講座は夜間の正礼装についてです。





AVOCOM@Ryo_Miyahara