父の夢を見ました。
よく着ていた白い綿のベストに帽子を被り、
肩からバッグをかけて
スーパーに入っていく所を見かけ、
私に気が付いて笑って手を上げてくれました。
フリーで家で仕事をしていた父は、
原付バイクで毎日ヒョコヒョコと出かけ、
スーパーと古本屋さんが大好きでした。
休みには里山歩きをしたり、
知らない街にふらっと出かけたり、
とにかく外出していろんなものを見ることが
楽しみだったようです。
年をとってバイクを降り、
あまり出かけられなくなってしまってからは
毎週末に私が実家に行き、
両親を連れ出して食事をしたり買い物を済ませたり
していました。
そう、毎週です。
これ、親離れしていないってことなのかなって
自分でも不安だったし、
姉にはしないのに私にだけ期待していることが
重く感じたこともありました。
お金がないっていう人の多くは、
親に、親にって思ってる人。
お金があるに変えるための一番の近道は、
親孝行を止めること。
ぢんさんはそう言っていましたが、
私、まだ辞められていません。
私は両親が好きだったし、
離婚してからは家族は両親なんだなと
思っていたこともあり、
父や母と死別することを
なによりも怖いと思っていました。
その時が来たらどうなってしまうんだろうと
本気で怖かったのですか、
実際父との別れを経験した今、
とても穏やかな気持ちでいられています。
やり切った感…なのかもしれません。
出来ることはやれたという自負があります。
それよりも大きいのは、
大好きな父や母と時間を過ごすことで、
実はたくさん甘えさせてもらっていたんだと
今は思っています。
子供の頃に甘えられなかったわけじゃないけど、
今、会社で人に甘えられる役を引き受けて、
弱みを見せずに無理してる私は
誰かに甘えたいんだと思います。
否が応でも別れはやって来ます。
それまでにたくさん甘えて、甘えられて、
安心の力を蓄えておくことは、
いけないことなのかなぁ。
やりたいことがある時は無理をせず、
やりたくないこと、行きたくないことは
素直にそれを伝え、妥協点を見出す。
そんな形で付き合うつもりなんだけど、
それもダメなのかなぁ。
自分が良いと思ってやってることに
自信を持っていいんじゃないの?って
思う自分もいるんだけど、
私はまた自分を信じていないんだなぁ。