前回の続きです(^^♪

 

ネットで発注していた工具が届きました♪

 

最近は何でも家に居ながら(正確にはシービーをいじりながら?)検索したり買い物したりと、本当に便利な世の中になりました。しかも、早い・安い・美味い(?)の三拍子そろってます?(*‘∀‘)

 

こんな感じ。

 

難儀しているスタッドボルト交換ですが、この工具は今回の救世主となってくれることを祈りながら作業に入りたいと思います!

 

 

万が一、ボルト折れが発生してもその後の作業がしやすい順番に摘出作業を進めます。

 

4気筒エンジンのシービーですが、まずは1番の外側から!

 

恐る恐る工具をあてがってみます。

奥までしっかり刺せました!

 

先週から数回に渡ってCRC浸透作業していました。そしてエンジンに熱を入れ、アッツ熱の状態です(;'∀')

 

 

締めこんだり、緩めたり、微妙な力加減でなんとかサビさびスタッドボルトの摘出です(^^♪

 

1番が終わり、続けて4番へ!

 

まずは1番と同様に外側のボルトを抜きました。

 

で内側のスタッドボルトへ。

 

 

ここで恐れていた事件が起きてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ

 

皆さんのご要望にお応えすることができましたよ!(笑)

 

「グニュ」っと変な感触を味わった後に・・・

 

 

そうです、スタッドボルト心のボルトが一緒に折れました。

 

 

ここからの写真はあまりの衝撃でありません、それどこじゃなくて(+_+)

 

 

数分間は放心状態、笑えませんでした。が、そのまんまにするわけにもいかないのでどうするか考えましょうかね。

 

 

幸いにもヘッドから5mm程度、折れたボルトが頭を出した状態で折れているので、バイスプライヤーでつかんで外す?やってみましたが当然ながらビクともしません。あたりまえでしょうね。

 

じゃあどうする???(もうこの時はエンジンヘッドをおろすことを考えていたのは言うまでもありません)

 

 

若い頃にも一度試したことがあった事。折れたボルト同士を溶接するって技。通用するかな?

 

 

まずは以前もシービーの部品の溶接を頼んだことのある鉄工所さんへ電話で説明。

 

「持ってきて、やってみなきゃわかんねえな」

 

「今から押して持ってきます!」

 

重いナナハンを往復1キロ近く押して歩きました(;'∀')。この時、奥多摩から練馬のバイク屋までFを押して戻ってきた「グン」の事を思い出しました。

「1キロ位なんとかなるだろ?」

 

グンと大きく違って鉄工所に着いた頃には死にました(笑)

 

 

この辺の写真も無くてスミマセン。職人さんの助言は、折れたボルト同士をくっつけるよりも、捨てナットを溶接するからそれにしっかりと工具をあてて緩めてみては?と。

 

 

正直、心の中では「今度は溶接したナットの根本から折れて再起不能になるかも・・・」と思っていました。

 

で、ナットを半自動で溶接。そのまま酸素であぶり、少し熱を冷ました状態からソケットをはめて「頼む!緩んで!ボルト様!」と祈りながらレンチに力を加えました。

 

 

「グニュ」ではなく「ギギッ」でした・・・。

 

緩む感触!

 

 

ゆっくりと締めたり、緩めたりを繰り返しながら・・・。

 

 

摘出!抜けました!

この気持ち、わかるかな?わかんねえだろうなあ(笑)

 

とりあえず、ヘッド交換などの最悪な状況は回避出来て良かった良かった!

 

 

結局、両端の4本だけ、スタッドボルトを交換しました。2・3番は、今後よっぽどな事が無い限り交換しません(笑)

3勝1負  その他、4戦不戦敗ですわ(#^^#)

 

新品のスタッドボルト4本は、しばらく物置の肥やしかな(^^)