COLORSは私の好きな曲、
トップ5に入る曲です。
青くてがむしゃらな若者の
胸にグッと刺さるフレーズやメロディ。
この曲に10代で出会えた私は、
この時代に生きられてよかったなと
20代になる今も思えます。
COLORSというタイトルも、
特定の色でない理由を考えると、
それぞれに好きな色があるように、
それぞれに夢があるということの
表現であるように感じます。
何色にでも染まれる可能性があるんだよ
というメッセージ。
色は無限。
例えば絵の具だと
数ミリ単位の配合で色が変わるしね。
将来のことは
まだよくわからなかった中学生の私にも
グッと突き刺さり、
ただ生きるのではなく、
目的を持って色んなことに挑戦したい、
やりたいと思うことはすべてやりたい、
納得できる人生を送りたい!
そんな気持ちをより強く後押ししてくれました。![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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そんなCOLORS考察していきます!
著作権/宇多田ヒカル
「COLORS」より引用
ミラーが映し出す幻を気にしながら
いつの間にか速度上げてるのさ
どこへ行ってもいいと言われると
半端な願望には標識も全部灰色だ
いつの間にか速度上げてるのさ
どこへ行ってもいいと言われると
半端な願望には標識も全部灰色だ
→ミラーが映し出す幻は、
鏡に映るを左右反対であり
完全な自分ではなく幻だという解釈ができる。
そんな自分自身の幻を横目にして、
本当の自分を求めて速度を上げていく。
「どこへ行ってもいいと言われると
半端な願望には標識も全部灰色」という表現には、
人生の帰路に置かれ、悩む少女の苦悩が滲んでいる。
宇多田ヒカルは、自叙伝において、
自由と責任はセットであるという考えを述べている。
自身には願望はあるがそれを半端なものであると捉え、
標識、青でも赤でもない灰色と表現する。
進めなのか止まれなのかわからない灰色。
灰色とは、白と黒の混ざった曖昧な色であり、
彼女の自身の願望に対する先行きの不透明さへの不安、
進んでいいのか止まるほうがいいのかと迷う気持ちが汲み取れる。
中途半端な気持ちじゃ誰も意見をくれない。
ここで進むぞという決意の覚悟を感じます。
炎の揺らめき 今宵も夢を描く
あなたの筆先 渇いていませんか
あなたの筆先 渇いていませんか
→心の中では答えは出ていたのでしょう。
願望を実現させる熱意が「炎の揺らめき」に表れている。
今宵も夢を描く。
進めとも止まれとも言われない願望たちが集まり
大きな夢となり彼女はそれを毎日絵に描く。
「あなたの筆先 渇いていませんか?」
このフレーズから、彼女が夢に向けて進みだしたことが読めます。
夢があり、それに向けて進みだした私の筆先は、
渇く間がないほどに潤っている。
毎日、毎日、夢を描いているから。
あなたは大事な夢を忘れていませんか?と
問いかけるのです。
グッとくる〜![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
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青い空が見えぬなら青い傘広げて
いいじゃないか キャンバスは君のもの
白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今は真っ赤に 誘う闘牛士のように
いいじゃないか キャンバスは君のもの
白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今は真っ赤に 誘う闘牛士のように
→ 青い
カラーも色褪せる蛍光灯の下
白黒のチェスボードの上で君に出会った
僕らは一時 迷いながら寄り添って
あれから一月 憶えていますか
オレンジ色の夕日を隣で見てるだけで
よかったのにな 口は災いの元
黒い服は死者に祈る時にだけ着るの
わざと真っ赤に残したルージュの痕
もう自分には夢の無い絵しか描けないと言うなら
塗り潰してよ キャンバスを何度でも
白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今の私はあなたの知らない色
白黒のチェスボードの上で君に出会った
僕らは一時 迷いながら寄り添って
あれから一月 憶えていますか
オレンジ色の夕日を隣で見てるだけで
よかったのにな 口は災いの元
黒い服は死者に祈る時にだけ着るの
わざと真っ赤に残したルージュの痕
もう自分には夢の無い絵しか描けないと言うなら
塗り潰してよ キャンバスを何度でも
白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今の私はあなたの知らない色