厚労省が栄養素の摂取基準2010で5種類の指標を決めました


1.推定平均必要量


2.推奨量


3.目安量


4.過剰摂取による健康障害を防ぐための 耐容上限量


5.生活習慣病対策のための目標量



栄養素の摂取不足に関連する 三種類の指標を設定しました。


栄養素については、摂取不足の有無や程度を判断するための指標として、「推定平均必要量」(estimated average requirement:EAR)を算定することにしました。


しかし、推定平均必要量だけでは活用の面からみると十分ではない部分もあるため、推定平均必要量を補助する目的で「推奨量」(recommended dietary allowance:RDA)を設定することにしました。


さらに、推定平均必要量と推奨量を設定できない栄養素が存在します。これらの栄養素については、「目安量」(adequateintake: AI)を設定することにした。


目安量は活用の面からみると、推定平均必要量よりも推奨量に近い指標といえます。


これら3種類の指標は 栄養摂取不足に関連する指標です。


栄養素によっては、過剰摂取による健康障害をもたらすものがあります。


過剰摂取による健康障害を未然に防ぐことを目的として、「耐容上限量」(tolerable upper intakelevel:UL)を設定した。


しかし、十分な科学的根拠が得られず、設定を見送った栄養素もありました。


生活習慣病対策のための目標量


生活習慣病の一次予防を目的として食事摂取基準を設定する必要のある栄養素が存在します。


しかしながら、そのための研究の数ならびに質はまだ十分ではないことが判明しました。


そこで、これらの栄養素に関して、「生活習慣病の一次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量」としての指標を提示し、「目標量」(tentative dietary goal for preventing life?style related diseases:DG)と呼ぶことにしました。