2か月前に予約した手術日がとうとうやってきました。
どうしようかな、まだやめれるよなと逡巡しながら過ごした日々が過ぎ、ついに手術をやることに。
大したことはないとわかっていても、やっぱり怖いです。
手術前に目薬を14滴さしました。
瞳孔を開く薬と点眼麻酔です。
最後の数滴は、手術室の隣のソファでさしました。
少し待ち時間があったので、自撮りでパチリ。
この後、歯医者の椅子の頭がもう少ししっかりしたバージョンに座らされ、不織布のドレープをかぶせられます。
手術対象の左目だけチョキチョキ切って穴があけられますが、そこから先生の顔がばっちり見えます。
消毒液を塗られて、器具をつけられて、水が流されますが、以外と外は見えます。
まぶしい照明で照らされ、そちらを見てくださいとのこと。
3つの明るい光源が目に入ります。かなり眩しいです。
痛みはありませんが、眼球を押される嫌な感触はあり、押されて目が動くからか光源の位置がずれます。
正面を見ていてくださいとのことだったので、一生懸命光を目で追いました。
しばらくすると、装置から英語で女性の声のアナウンスが流れます。超音波乳化吸引装置でしょうか。
目をぐりぐり押されながら、水晶体が超音波で砕かれて吸われているんだろうな~、と考えていました。
手術時間は10分ぐらいでした。思っていたよりは短かったです。
目を開けると、少し紫がかったノイズ光が混ざります。
散瞳剤後のような感じの見え方で、焦点は定まりません。
手術室から出ると不織布ガウンを脱がされ、長椅子に座らされます。
医療スタッフから明日来てくださいとの簡単な説明がなされ、特に声はかけないので10分ぐらいしたら帰ってよいと言われました。
結局、眼帯の措置はありませんでした。滞在時間僅か1時間。
凄く身構えて受けた手術ですが、こんな軽い扱いかと正直思いました。
皮膚科でおできをとったぐらいのの少し重いバージョンとでもいえるでしょうか。
待合室に戻ると10数人並んでいました。皆さん、10分ぐらいでサクサク手術されるんだろうな、眼科は儲かるな、とか、下世話なことを考えていました。
奥さんに迎えに来てもらいましたが、普通に一人でも帰れるぐらいでした。
家に帰ったら、緊張感からかひと眠り。
起きて目を開けると、まだよく見えません。
水の中よりは少し見えるかなという感じです。
果たして、いつになると見えるようになるのか。ちょっぴり不安です。