今日から何回かにわたり、この夏のエアラインに関するニュースをおさらいしてみます。
これから行われる試験に役立ててください。
「エイビーロード・エアライン満足度調査2011」
若者の間で人気のある海外旅行情報誌「エイビーロード」が7月に発表した「エアライン満足度調査２０１１」で、栄えある 
１位 の座に輝いたのは、
なんと 中東の航空会社「エミレーツ航空」でした。
エミレーツがこの調査でナンバーワンの座を獲得したのは今回が初めてです。
その人気の秘密は・・・
乗客の評価を見ると「航空機の機材・設備」、「機内食」、「機内エンターテインメント」
などの部門で競合他社を圧倒していますが、しかも利用客の多くから、
「今まで経験したことが無いサプライズが随所であり、長時間のフライトも全く苦痛ではなく快適に過ごせた」とコメントをもらっているとのことです。
ではそのサプライズとは？・・・
たとえば
機内では 
夜になると天井に幻想的な星空
が広がり、
また朝の目覚めの時には
鳥のさえずり
が聞こえるという、しゃれた演出なのです。
海外旅行自体に 非日常的なものを求める人は多いと思いますが、
更にこういったちょっとした取り組みが 乗客の期待を上回る印象を残し、多くの人々の心をとらえたと言えます。
航空会社の面接でも
「他社にない新しいサービスをとりいれるとしたら？」などと聞かれる場合もあります。
いろいろなエアラインのサービスを知っておくのも、企業研究の一つと言えますね。
ちなみに、２位以下の航空会社は下記のとおりでした。
２位 シンガポール航空
３位 ＡＮＡ
４位 ヴァージンアトランティック航空
５位 スイスインターナショナルエアラインズ
６位 JALウェイズ ・・・JALグループのリゾート路線
７位 カタール航空
８位 アシアナ航空
９位 マレーシア航空
１０位 フィンエアー
昨年まで３年連続でトップの座を獲得していたシンガポール航空は、今回惜しくもエミレーツにトップの座を譲ったものの、その差はわずかで、依然として満足度は高いようです。
特に 
客室乗務員の評価は他社と比べて 圧倒的に人気
があり、多くの利用者から支持されています。
受験者にも、この人気が反映されているようですね。
総2階建ての最新鋭機エアバスA380を成田－ロサンゼルス路線に就航したことが、次回はどんな効果をもたらすか注目したいところです。
また、昨年９位から７位にランクアップしたカタール航空は昨年４月に念願の成田乗り入れを果たし、日本における知名度も徐々にアップして日本人の利用者からも高い支持を得るようになりました。
なお、世界で最も信頼できるエアライン調査の一つであるスカイトラックス社の「２０１１年スカイトラックス・ワールド・エアライン・アワード」で、エミレーツ航空は７年連続で 「世界最優秀機内エンターテインメント」 を受賞しています。（Ｓ）
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