3月14日、15日は本番の舞台でした。
14日午後と15日午前は客演で出演、
ダブルキャストで二役を演じました。
「ほととぎす ほととぎす」です。
助っ人で出演して、皆さんの足を引っ張ったらどうしよう、
という思いに押しつぶされそうになりながら必死でした。
結果は、皆さんにとても誉めて頂いて、私自身も
初めて、本当に役の人になりきるというのは
こういうことか!という経験をし
有意義な舞台になりました。

15日午後は、いよいよメインの舞台でした。
「ねここんさるたんと」
別役ワールドの“不条理な世界”を表現しきれなかった
心残り、悔しさはありますが
全員がひとつになって、作り上げることが出来ました。

3年前の初舞台の時には、心臓が口から出そうなくらい
緊張していました。
今回は、気をひきしめつつも落ち着いて
状況に目配りできた自分に驚いています。

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そして春からは劇団員(まずは研究生)になります。
以前からお声をかけて頂いていた、お話をお受けしました。
7月の夏公演の脚本はすでに頂いており
来週から稽古が始まります。
大ベテランの劇団員の方達の中に入って
私などが、やっていけるのか…
不安は大きいですが、でもやるだけやる。
出来る努力は全部やる。簡単にはあきらめない。

47歳の時に、演劇の世界に飛び込みました。
台詞無しの通行人の役でもいい。
ずうっと立ってるだけの電柱の役でもいい。
心からそう思っていました。
今もその気持ちが変わっていないことが嬉しく
少し、誇らしい私です。

いい役者になろう。