レディー・ファースト | 十人十色

レディー・ファースト

アメリカに来たことがある方なら、特に女性の方は皆こう感じたのではないでしょうか?


「アメリカってなんて紳士的な国なのかしらドキドキ」とか


「なんて女性を尊重してくれる国なのかしら」とか・・・・・・



当初、何も歴史について知らなかった僕も、一時こう思っていた。



・・・・・・しかしだ!何かは忘れたが、レディー・ファーストの本当の意味について知るきっかけがあった。


皆さんはその起源をご存知でしょうか?



以下、他サイトから引用したものを紹介したいと思う。


オンラインフリー百科事典-Wikipedia

「中世ヨーロッパで、騎士が自分の身を守るため、女性を盾として先行させたのが始まりであると言われる。現代ではこのような意味は失われ、男性の「女性に優しい、礼儀正しく強い男」を演出するためのマナーとなっている。」


DITラウンジ-知っとく豆知識

「【レディーファースト】の起源は中世ヨーロッパだと言われています。しかしそれは、現在の【レディーファースト】とは正反対の意味を持っていたようです。物陰からの刺客、食事の際の毒殺、そんな暗殺が横行していた当時、騎士たちが自分の身を守るために、まず連れの女性を建物に先に入らせて様子を見る、食事に先に手を付けさせて毒味をさせる、それが【レディーファースト】だったのです。」




そう、レディー・ファーストの起源は、女性を盾にするものだったのだ。



こんなことを書いた理由は、別にこの欧米の「カップル文化」を否定しようと思って書いたわけではない。


ただ、日本の伝統文化というものは実はすばらしいのだということを伝えたいだけなんです。



「女性は男性の影を踏まない」ぐらいの距離を開けて、後ろをついていく。


GHQが日本に来る以前(日本がアメリカに戦争で敗れる以前)までは、このような文化だったと、その時代を生きた女性から聞いた。その年配の女性は、その頃を懐かしがるように語ってくれた。その頃の日本の方が良かったと言っていた。




今の日本社会なら、これは「男尊女卑」とか「男女不平等」とか思われるはずだろう。女性の社会進出が増えてきた現在、女性側もきちんと尊重して欲しいと思うのも当然でしょう。ただ、個人的に、このレディー・ファーストだけで尊重しているかいないかを判断するのはあまりにも浅はかではないかと思う。


僕は、レディー・ファーストという今日のトピックに沿って言えば、日本の文化は女性を男性が守る文化ではないだろうか、と思う。男性が先行して、リスクをとり、女性を守る。この慣習はすばらしい文化ではないだろうか。



だから、僕はアメリカの女性に対してはレディー・ファーストをするが、これはアメリカで生活している以上、失礼にならないように振舞っているだけ。



一方で、アジア、特に日本の女性にはあえてそれはしない。なぜなら、僕はそれが日本の美徳でもあると思っているから。もちろん、「マナーがなってないわね」とか思われているかもしれない。



アメリカに留学してから、以前は全く思わなかった「愛国心」というものが芽生えてきたせいでもあるだろうが、日本人として、きちんと日本のIdentityとは何ぞや、を自覚していく必要性があるのではないか。



欧米文化に染まりゆく日本の現代社会、もう一度、日本のすばらしさという(誇りに思える)ものを日本人が自覚する必要があるのではないか。