ライ麦パンの国 ドイツへの旅 vol.30 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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Donnerstag 18/8/94

ワインで有名なリューデスハイムへ行きました。
船で行っても良かったのですが、すでに船には乗ったことがあったので、列車で行くことにしました。
ヴィスバーデンで乗り換えでしたが、マインツからはすぐでした。
この日は朝から肌寒く、天気も良くありませんでした。
こちらの天候はいつもこうなのかも知れませんね。
リューデスハイムの駅前があまりに閑散としていたので、あちこち歩いていると、ある建物の敷地に入ってしまいました。
急に人に呼び止められて振り返ると、その人が何か緊張したような顔をしていたので、ここに入ってしまったのがマズかったのかなとドキドキしました。
その人は慌てた様子でどこかに電話をかけ始め、僕もますますドキドキしてきました。
しばらくすると、日本語で話す人が走って来ました。
その人によると、建物はブランデーをつくっている工場で、予約すれば見学できるとのことでした。
ドイツ語がわからないと、こういう時に本当に困ります。
少し見学させてもらって、気持ちも落ち着いてきたので、再び街を散策しました。
観光地ということでパン屋は期待していませんでしたが、やはりおみやげ屋さんばかり並んでいます。
それもバカバカしいものばかり売っています。
観光地はだいたいどこもこうなのかも知れませんね。
昼食は焼いた肉の上にキノコがのっているものとポテトフライ、サラダ、そしてリューデスハイムのワインでした。
田舎の食堂風でしたが、なんだか微笑ましく、美味しく食べました。
食事の後、リフトで山頂まで行きました。
下を見ると、えんえんとブドウ畑が続き、ライン河がとうとうと流れています。
さすがにドイツワインの中心地ですね。
ちなみに94年は世界的猛暑で、ものすごくいいワインができた年でした。
日本に帰ってから時々94年のワインを見かけ、リューデスハイムの風景を思い出しながら味わったりしていましたね。
それからマインツに戻り、ザンクト・シュテファン教会とマインツ大聖堂を見学しました。
夜はパン、ハム、トマト、モモ、バターミルクでした。

昼食 22ドイツマルク(約1,500円)
アイスクリーム 8ドイツマルク(約550円)
ワイン(グラス) 8ドイツマルク(約550円)
ワイン博物館 3ドイツマルク(約200円)
夕食 8ドイツマルク(約550円)
パン 7ドイツマルク(約500円)

写真はリフトから眺めたリューデスハイムのブドウ畑と街並み、それからマインツ大聖堂です。

明日はブリオッシュの日ですよ~