オーストリア パンの旅 vol.16 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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サンクト・アントン村については前にも書きましたので内容が少しだけ重複しますが、今度は旅日記でお楽しみください。

~旅の途中のアクシデント~

95年8月15日 Dienstag ST.ANTON

インスブルックからロイテまでが124シリングであったので、ロイテからサンクト・アントンまで200シリングはかかると思ったが、かなり安かった。132シリングである。
しかしながら大きなアクシデントがあった。
8時23分のロイテ発の汽車に乗り、9時26分のガルミッシュ発に乗り換え、インスブルックへ。
インスブルックで I.C に乗り換えたが、ランデックまでしか行けないとのこと。
何かアクシデントでもあったのだろうか。
ランデックでバスに乗り換え、途中またバスを降りて、汽車で逆戻り。
いやはやとんだハプニング。とりあえず無事にサンクト・アントンに着いた。
ランデックで宿をとろうかという気持ちが心に少しだけわいたが、最初の予定通りサンクト・アントンに行くことに決めた。
駅前はひっそりとしていて、ツェル・アム・ゼーの方が賑やかだったので、少しびっくりした。
しかしホテルの数はかなりのものだ。
着いたのが午後1時前で、結構どのホテルも空いているようだ。
いろいろ回ってHOTEL MANFREDに決めた。
ガストホフ(家族経営の小さなホテル)でレストランもあり、便利だ。
部屋もすごくきれいでテラスもあり、今までで一番気に入った。
昼食をとっていなかったので、ホテルのレストランで食事にした。
フォアアールベルク州の郷土料理、ケーゼ・シュペッツを注文した。
小麦粉で作ったヌードルにとろけるチーズをのせたもので、ベーコンも入っている。
表面にはタマネギをしっかりと揚げたものがのっている。
それに酸っぱいキャベツのサラダ、ダンゴ状になったアイスクリーム、ミネラルウォーター、コーヒー。
ケーゼ・シュペッツはめずらしいけど、びっくりするほど量が多く、やっとの思いで食べ終えた。
それに非常にしょっぱかった。

CAFE BECK(HOTEL GARNI) 4日間 1680シリング
REUTTE→ST.ANTON 132シリング
昼食 210シリング
おみやげ 214シリング