オーストリア パンの旅 vol.6~リエンツからツェル・アム・ゼー~ | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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アヴェロンへの道のりの続きをそろそろ書こうと思っておりましたが、オーストリアがのってきたので、中断しないで続けますね。
今日の写真は、朝市で買ったパンと交通手段のバス(オーストリアやスイスでは、バスをポスト・ブスと呼びます。その昔、人と郵便物を運んでいたなごりのようです)、それからオーストリア アルプスで最高峰のフランツ・ヨーゼフ・ヘーエの氷河の前でのポートレートです。

95年8月5日 Samstag 
本日はやはりツェル・アム・ゼーに行くことにした。
バス停ではマトライに行くことにすっかり決めていたのだが、土壇場で変更したわけである。
広場で朝市をやっていたので、パン2個と、駅にてミネラルウォーターを2本買った。
フランツ・ヨーゼフ・ヘーエで乗り換えであったが、3時間近く待つことになった。
ツェル・アム・ゼーへは夕方5時前に着いたが、ホテルがどこもいっぱいで、550シリングもするホテルに泊まることになった。
4つ星ホテルである。
予定は未定であるが、すっかり狂ってしまった。
3日ほど滞在したかったが、明朝発つことにした。
どこに行くかはまだ決めていない。
この町では夜、花火大会をやっていた。

夕食
白ワイン
ズッキーニとにんじんの千切りの入ったスープ
チーズとレタスのサラダ
メイン(豚肉にサラミとチーズがはさんである)
コーヒー

ホテル 2日分 リエンツ 720シリング
ミネラルウォーター      20シリング
パン               20シリング
バス代             185シリング
夕食代            310シリング
絵葉書             40シリング