8月15日 終戦記念日。
78年前と聞くとさほど昔でもない。
しかし、今の時代からは想像もできない時代だということは確かです。

初めて戦争を知ったのは「はだしのゲン」という漫画でした。おばあちゃん家の屋根裏に置いてあった漫画を片っ端から読み漁り、たまたま読んだのがきっかけで小学生の私は衝撃を受けたのを覚えています。

一つの光を見た瞬間から地獄が始まるのですから。

戦争の時代を知らない私は、おばあちゃんやおじいちゃん達から当時の事を聞いて育ちました。
みんなが言うのは「戦争は絶対に起きてはならない」

戦地に向かう家族を涙堪えて送り出さなければいけない。万歳と言い、いってらっしゃいと笑顔で。
涙を流すものなら衛兵にすぐさま叱られていたと。

祖国や家族の為に死に向かう人に笑顔で送らなければいけない時代なんて今では考えることさえできません。

私達、日本人が今こうして笑顔で過ごせているのも
家族のため、祖国のために自らの尊い命を犠牲にした
先人の方々がいたことを決して忘れてはいけない。

過去と未来を想い、心から平和を祈ります。



少し話が変わりますが、先日友人の赤西礼保が主演の
「流れる雲よ」を観劇してきました。
内容は特攻隊のお話です。役者さんの迫真な演技と魂を感じ涙なしでは見ることはできませんでした。

戦後、生き残ったものの辛さを知らないだろう。
この言葉も胸に刺さりました。

心苦しさは残らないと言えば嘘になりますが
今、生きているという事に改めて感謝を忘れずに生きていこうと、思わせてくれた舞台でした。

舞台終演後、れおに挨拶に伺ったのですが
顔を見てまた涙がでそうになってしまった、、😅


感想を伝え、沢山の人に観劇してほしいねと伝えると

「内容が内容だから、当時を思い出したくないという方もいると思うんだよね」と。


そうだよなぁ。

私もその時代を生きていたなら

思い出したくない過去だったのかもしれません。



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