逃げ出した挙げ句、ジロー先生と会う。

いつ会ってもロマンチックで魅力的なヒト。

聞いてもつまらないだろう私の話に、真剣に耳を傾けてくれる。

そして、なぜかいつも、メモを取っている。

今日もいろいろと勉強をさせてもらい、勇気ももらった。


終わりとは違って、始まることって何事も、理由なんぞなく偶然のものだと思っていた。

これまでのヒト、コト、モノ全部に始まる理由を見いだせずにいた。

でもね、それはどうやら違うらしい。

この先は、ちょっといい話になるので条件をクリアーしなければお話しできない。

・・・実のところは、自分自身まだ消化できてない話なだけなんだけどね。


久しぶりに飲み過ぎた。

飲まない先生に付き合っていただくのは恐縮だったけど、やっぱり快くお付き合いいただいた。

どーゆー訳か、飲まないハズなのに、ここのお宅にはおいしいワインがそろってる。


帰りの新幹線、飲み足りないハズがないのにまた缶ビールを飲んだ。


なにやってんだろ?私。


昨夜未明、糸がからまってしまった。

頭の中までからまってゴチャゴチャ。


手先が不器用なので、からまった糸をほぐすのが難しい。

針仕事は、古来から女性のお仕事。

やっぱり私がほぐさなきゃ。


でも怖いな。やっぱり。

一本、一本、上手にほぐして糸を手繰ってみたらその先が切れてたりして。

切ったのは誰だろ?

私かな?それとも・・・。


先日預かった、社史の叩き台を読んだ。

明日までに、赤をいれなきゃならない。

かなり気合を入れなきゃ読めない分量。

どさっと重みを感じる。

この手にある重みが、これまでの歩みなのかなと思ったりもした。


不覚だ。泣いてしまった。

ぐっとくるものがあって、涙が止まらなかった。


自分も会社の構成分子のひとつであることは間違いないのに、自分の知らない世界がそこにはあった。

私が何気なく発した一言が、私が何気なくつくった作品のひとつにも、限界をみた瞬間にも、私の知らない世界や葛藤が渦巻いていたんだ。

これが彼の言う、クリエイティビィティなのだろう。


最近、節目を迎えて振り返ってみることが多い。

あ~、あった、あった。とか、そうだったよね。が、口癖になりつつある。


私はずっと、ここに立っていようと思う。

彼女と一緒に。

古ぼけたと言われようが、ガラクタだと言われようが、やっぱり私の宝物。


どうもありがと。

赤はいれません。

というより、彼の“気合い”に敬意を表します。