
故・牧野富太郎博士のお誕生日だということで
牧野富太郎植物画集:高知県立牧野植物園編を
取り出してきて、パラパラ
牧野博士の植物画はとても魅力的です
・学者らしい、客観的で妥協なき観察
・正確で緻密な描写力
_けれど
・表現に酔ってしまう寸前で、図鑑図像に
慎ましくとどまってはいても
_ちょっと、油断すると
とめどなく溢れ出てきてしまいそうな愛と執着が
ぎっしりと詰まっていて
実に、官能的なのです
この画集のほとんどは、モノクロ画で
鉛筆細密画かな、と思っていたら
墨(毛筆)と書いてあり(!)@_@
巻末解説に
_図のほとんどは、ネズミの毛3本ともいわれる
穂先の大変細い特注の蒔絵筆や面相筆を使って描かれました_
とあります
1888年(明治21年)当時
「西洋にも負けない優れた植物誌を作る」
という、高い志で描かれたもののようだから
「墨」という耐久性に秀でたメディアでの細密画
ということに拘ったのかもしれません
もちろん、美術ではなく、自然博物学の遺産なわけですが・・
ものすごく硬派で「ファイン」
なお仕事・・合掌m-__-m

よいきっかけをくださった、Googleさまにも感謝・・です