1937年ツール・ド・フランスの存命最年長優勝者
ロジェ・ラぺビー(1998年時77歳)
の現在を追いかける

ニコラ・フィリベールのTV用ドキュメンタリー
Vas-y Lapebie! :行け,ラぺビー!


朝のツール・ド・フランス、スタート会場
鼻を真っ赤にした、同世代のファン男性に囲まれ

「あんたをずっと応援してた」
「あのとき、見ていたよ!」
「わたしも、ボルドーに住んでいるんだ」

と、声を掛けられて「うん、うん」と頷き
自分も、現代の若いアスリート達に優しく声掛けする


サイクリストとしての人生だ」
との、科白は

酒、タバコなし、菜食主義を通してきた
の後につづく、信念の言霊


ゲイシャ・フジヤマといわれて
辟易している場合ではない

「サイクリスト」という、確固たる職業があり

禁欲主義で肉食なし、の、アングロサクソン
目の前の映像で語っていることに、恥しく動揺してしまう


真っ赤な、ピカピカの自転車に乗る
カクシャクとした逞しい身体

77歳になんか見えない

でも、なんとなく、おじいさん・な、愛嬌

古いセピア色の、過去の栄光の記録フィルムが被さる

戦前フランスの国民的大熱狂

日本でいうなら、さしづめ_巨人、大鵬、卵焼き_
みたいな感じなんだろうか

ハンサムなアスリート時代も、かなりイケてるが

現在の、本人の独白
ほんとうに、自然で、素朴で、素晴らしい

眩しいほどの自転車バカ
で、これはフィクションではない(最敬礼!)


浜辺のラストシーン
ラぺビーは自転車をちょっと持ちあげ

今の望みを呟く「・・・・・・

_いずれにせよ、それは、きっと

とてもきれいなものになるだろう」
(ネタバレしたらあまりに勿体なく
これからご覧になる方ためにも、この科白は伏せておく)


あのシーンが、美しすぎて忘れられない・・・*_*


大好きな作品・
10年じゃなれないけど、こんな風になりたい

_感服・合掌


ブログネタ:10年後の自分、どうなってたら嬉しい? 参加中

シネマ・アンジェリカ Cinema ANGELICA
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