「レンブラントの夜警」_映画パンフレット
「レンブラント」_創元社
「REMBRADT」_TASCHEN
「西洋美術史」_美術出版社



_などから知る

晩年の画狂老人ぶりから考えると

絵画表現への飽くなき執着+それに付随する名声
の他に

とりたてて、社会的告発、絵筆で権力に楯突く
的、関心を抱く人物とは想像しづらく

正義感というより、むしろもっと

個人的で素朴な感情から描かれた部分
と思えてならない、例の「少女」・・

問題の「マスケット銃の少年」はともかくとしても

「2人の少女」は、やはりこの絵画制作の直前に
生まれてすぐに亡くなってしまった2人の娘

コルネリアと考えるのが自然のように
わたしは感じています
(*ルンバルトゥスという息子も1人亡くなっている)


だってその名は

最後の内縁の妻:ヘンドリッケとの間に生まれた子にさえ
実に3度目のコルネリアとして与えられているのだから


また、晩年頼まれた家族肖像画の製作中

可愛がっていた猿が亡くなったことを嘆き

その絵に無断で猿を描き込んだことを忌み嫌われ
仕事の契約を破棄された


などのエピソードを知れば
推してて知る、その人格・・


何よりこの絵は

妻の命と引きかえのように、1人生き残った息子
「ティトウスの養育のために」という

妻の遺言のような、たって願いで引き受けられた

「子どもに捧げる」ような仕事なのだから

_と


才能ゆえに遭遇した波乱に、才能ゆえに抗えず

愛にすがって自由な画業を貫こうと
もがき苦しんだ画家人生

と、観賞後のわたしのレンブラント像は好感触です^ ^


ただ、グリーナウェイ説のインパクトを知ってしまうと

生真面目な美術館解説文章などは特に

退屈なきれいごと学説(失礼!>_<)
のように見えてしまうことは確かです

それにしても、


かのレオナルド・ダビンチは
「絵画は1000編の詩に値する」と言ったそうですが

人気俳優やミステリーなどの味付け要素にも
まったく頼ることもない

「画家生涯」と「その作品」というエレメントのみ
で構成された、硬派な鋭い仕上がりになっていて


かつ、映画鑑賞後に、こんな風に

改めて「レンブラント画業と生涯」に対する
語り場への興味が湧いてくるように出来ているのは

流石です・・

そして、それは恐らく

前身の美術映画などの作品へのカウンターでもある

と、思われ


__さらに・・感謝合掌__

テアトルタイムズスクエア上映中
http://www.cinemabox.com/distribution/index.html

レンブラントの夜警_1
http://ameblo.jp/aveugle/entry-10072757559.html


ブログネタ:今年の私的アカデミー賞は? 参加中