ゲキ×シネというものを遅まきに知り、
過去のゲキ×シネ作品をDVDにて鑑賞
「髑髏城の七人」という作品の
年次、キャスティング違いの2作品で、
髑髏城の七人_アカ
髑髏城の七人_アオ
昔読んだ、岡田斗司夫さんの「オタク学入門」中、
「戦隊モノは、同演目のお約束の繰り返しを
仔細に鑑賞することを喜ぶ、歌舞伎鑑賞に近い」
との解説があり、
もの凄くラディカルな感動を覚えたものでしたが、
2作品を通し、「そのような」ものの一端を
垣間見た気になっています・^ ^;
_本能寺の変で奇しくも生き残ってしまった者たちが
背負ってしまった織田信長の亡霊をモチーフとしたお話
「自分の過去は三途の川に捨てた」とうそぶく、
捨之介という主人公と
世界征服を企む悪の化身、天魔王を軸にした、
主役一人二役の絢爛豪華な歴史絵巻風・フィクション
なんですが、
主役の役者さんの違いは
本当に大きな見どころで、
古田新太さんのアカは、
コミカルな言動が多い捨之介の中にも、
望まず背負ってしまった運命の悲哀が色っぽく
染五郎さんのアオは、
人格としての捨之介表現よりも、
見栄きりの美しさや歌舞伎の技が見えかくれする、
天魔王の姿が魅力爆発
な、感じです・・
信長の小姓として有名な、森蘭丸も登場していて、
(考えると、男版ベルバラみたいな設定ベース?^ ^)
彼の、運命の性みたいなものが
マゾヒスティックな美的表現で描かれるシーンも、
蘭丸をアカは女性が、アオは男性が演じているので、
主役の役者さんとの関係性や、
エロティックな視覚イメージの使い分けが面白く、
それもきっと、原作の完成度が高いからこそ
演出の枝葉に気合いを込めることができ、
見る側が、それをこんなにも喜び楽しむという、
非常にリッチな鑑賞に耐えるのだなぁ
_など、にわか通ぶりながら感心しきりです
今、実際の歌舞伎は伝統継承という位置づけにあり、
では、現代人にとっての歌舞伎とは?_という問いに
戦隊モノ、テレビアニメ、テレビ時代劇の他にも、
こういう面白~い現代劇というのが含まれているんだ・!
_とかも・
その他、刀鍛冶の雁鉄斎、
百姓上がりの坂東武者、忠馬とか
まだまだ、語りたい魅力に溢れています
が、長くなったので、続きはまたそのうちに _合掌