建築家・フランク・ゲーリーのドキュメンタリー映画です

ビルバオ・グッゲンハイム美術館
www.guggenheim-bilbao.es/ingles/home.htm

の姿に、度肝を抜かれた人は多いのではないでしょうか?

あぁいうものを、建てる人物も確かにすごいが、

あんな奇想の建造物を受け入れて喜ぶ、
スペイン工業都市の許容量にも、感じ入ったものです

3DCGというテクノロジーを手にした建築家が
造型物に構造計算を合わせて出来あがる、

いわば、中に人が入ったり住んだり出来る
最新型巨大彫刻

 結構な数の建築家が、
やろうとすれば
いまや、
確かに出来うるものなのかもしれないとしても、

実際にそれが出来る「様々な力」的側面以外に、

この人の印象的だったことは、

・低予算仕事時代の、素材、施行技術への不満と
フラストレーションが、

ラウシェンバーグのジャンク・アートで、
目線変換されたらしきこと

・明らかにに強すぎる表現上の個性と、
時代の商業芸術との折り合いをつけた瞬間から
現在のスタイルに開眼したらしきこと

:そのキーワードは、商業界で自分を表せる「わずかなスペース」

・映画中登場するセラピストに、
自分を好む施主を見つけられない時期の
自信喪失と苦悩を話していたこと


時代からの商業的な興味が得られなかった長い時期を
「わずかなスペース」で踏みこたえたからこそ、

フランク・ゲーリーの現在はある
と、いうことなのでしょう・・

それでも、今、存命で、見る側と一つになれる瞬間を
怒濤のように体験し続けているであろうこの人は、

ものすごく幸せなクリエイターだと思います



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