永井玲衣著、『水中の哲学者たち』(晶文社)

仕事の休憩時間中にYahooを見ていたら、南沢奈央さんの感想を見つけたので、買って読んでみた。

哲学!
周りからは確実に「うぜー!」って言われるからも知れないが、哲学はわりと好きだ。

いろいろな人と関わって気づいたのだが、「人はなぜ生きるのか?」、「お金って何だろう?」とかを考えるのが日常なので、周りがそこまで考えてないと言われて、こっちはこっちでビックリした。

考えてみたら、自分のオヤジがそう言うの考えていたし好きだったんだな〜
で、子供はそれを受け継いたのか!
と、最近になって気づいた。
遅すぎる感はあるけど…

とは言え、実際の哲学書なんて個人的には読む気はしないが、この本は「哲学」を使ったエッセイなので、読んでいるとゲラゲラ笑える時が多い。
哲学に触れるのに抵抗がある人には、ここから触れて見たら良いと思う。

ちなみに読みながら検索していたら、著者の永井玲衣さんって、大手予備校の現代文の先生らしい。

絶対おもしろいと思う、
この人の授業!

と、かつての予備校で政経ヲタと化した私は確信するのであった。