(前回の続きですが、これだけ見ても何ら支障はありませんw)
女川の街中に入り、お散歩にくり出す。
終着駅ですから、車止めもありました。
女川駅を出ると、石巻線は山に向かって吸い込まれて行くんですね。
新しくなった女川駅舎の3階から海を望むとシーパルピア女川が見え、その先に海が見えた。
このキレイな海が多くの街を飲み込んだのがやはり信じられないのだが…
しかしその痕跡を女川町は残していた。
震災当時の女川交番が遺構として現状のまま保存され、その周りをスロープ状に震災後の歩みが書き込まれたパネルを見る。
交番の場所が元々のこの街の高さでスロープの上が、震災後に盛り土をしてかさ上げした街の高さだった。
目から鼻から次々と汗が出てくる
今回は、今までの旅とは趣向の全く違う、とても感慨深い旅になりました。
ただ、感慨深いのはその日だけでは無かった！
私は最近、超朝方人間。
この日も午前2時には目が覚めて…
ちょっと早起きだったなぁと思いながら、インスタなどを上げていたけど…
そう言えば、ここは宮城県の女川。
目の前の海は太平洋じゃないか…
海の日の出が見られんじゃね
そう思い、ルンルン気分で散歩に出ました
途中親子連れとすれ違い、「おはようございます」と爽やかに挨拶を交わしながら、海に出てきました。
そしたら実に素晴らしい！
女川の朝
すごくキレイだ！
目の前には漁を終えた漁船が帰ってきたり、離島航路の出港準備が始まっていたりと、この町の日常の息づかいが直接伝わってくる。
未曾有の大災害から間もなく10年。
まだまだ本当の復興には遠い感じはするけど、でもその土地には毎日生きる人たちがいて、生活を営んでいる。
なんだか尊い気持ちになりました。
またこの女川の朝日を見に来たいなぁ。
強く思った瞬間でした。