中国は「エンターテインメントともてなし」の面では、今でも
世界一流の大国です。例えば、京劇や、中華料理。
テクニック面に於いて、これらに匹敵する娯楽は、世界中に中々ありません。
中国では「食客」や「一宿一飯の義理」があり、国家や大義など
目に見えないものよりも、目の前に見える人の為に、一生懸命もてなす事を大事にする伝統があります。良く言えば、個人主義的なところがあります。
一方、日本は「誠=ものつくりの文化」。日本では目に見えない
顧客の為にも、一生懸命に尽くす、という伝統があります。
これは、日本の皇室の方々が、毎日、五穀豊穣を祈り、目に見えない国民の事を気にかけてこられた、という伝統もあるのでしょう。
この違いを踏まえて、日本人や日本企業は、中国人や中国の企業とつきあっていく必要があるのではないでしょうか。