増税!家計への負担は? | 和製ヘッジファンドマネージャーの挑戦

増税!家計への負担は?

 

増える家計の負担 家族で工夫

負担増10万円超も

 現在5%の消費税率が来年4月、8%にアップする。その1年半後には、10%への引き上げも予定される。他にも社会保険料の引き上げや年金減額などがあり、家計の負担は増える。無駄を省いた家計管理の心構えを早急に持ちたい。

家計に厳しさ

 安倍首相の消費増税の表明を受けた5日、東京都内で、家計管理に関するセミナー(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会主催)が開かれた。ファイナンシャルプランナー(FP)の鈴木暁子さんは「税率が3%上がるのは、家計にとって厳しい環境」と強調した。

 大和総研のモデル世帯・年収別試算によると、会社員の夫と専業主婦の妻、子2人の4人世帯(表の〈1〉)では、消費税率が5%から8%に上がるだけで、2014年の負担は今年より6万6800円も増えるという。共働き4人世帯(〈2〉)は10万円以上、単身(〈3〉)や年金夫婦世帯(〈4〉)は3万円以上の負担増だ。

年金関係も

 さらに、〈1〉~〈3〉には毎年9月に厚生年金保険料の引き上げがある。〈4〉には、今年10月から始まった年金の減額が収入減として影響する。東日本大震災の復興を目的とした住民税の増税も14年から始まる。この結果、14年の各モデル世帯は今年よりも4万~11万円台の負担増という形になる。

 しかも、15年10月に消費税率が10%に引き上げられる予定だ。翌16年の家計は、今年に比べて、消費増税だけで〈1〉が14万5100円増、〈2〉が22万5200円増になる。〈3〉、〈4〉も8万円前後の負担増だ。

 消費増税の影響を緩和するため、〈4〉のような世帯には、税率8%時に1人1万5000円の「簡素な給付措置」が、10%時には計4万5600円の「年金生活者支援給付金」が用意される。だが、〈1〉~〈3〉の現役世帯は負担増ばかりだ。

車や住宅・・・優先順位を

家計管理の方法に関する鈴木さんの説明に参加者は熱心に耳を傾けた(5日、東京都千代田区で)
 家計負担を和らげるため、FPの鈴木さんは、家族全員が協力して対処すべきだとアドバイスする。

 家計管理というと、食費や日用品などの節約に目が行きがちだが、増税の影響が大きいのは、住宅や車の購入といった大きな支出。5%が適用されるうちに購入するのも一つの手だ。

 また、増税後の大きな買い物も従来と考え方を変えるべきだという。例えば、車であれば排気量を小さめにすれば価格が下がる。買いたいものに優先順位をつけ、下位のものは見送る、といった手法も有効だ。

 このほか、鈴木さんはレシートを集めた上での家族会議も勧める。「月に一度、レシートを見ながら、その買い物が『消費』『浪費』『投資』のどれに当たるかを話し合う。全員が同意して浪費と決まったものは、次からは買わないようになりますよ」と効用を説く。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/20131015-OYT8T00230.htm




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