国民総所得(GNI)とは? | 和製ヘッジファンドマネージャーの挑戦

国民総所得(GNI)とは?

 

国民総所得(GNI)とは?

先日の産業競争力会議で安倍首相が「1人当たりの国民総所得(GNI)を150万円以上増やす」という目標を発表しました。

あまり聞きなれない「国民総所得」とはどんな指標なのでしょうか?

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/20130607-OYT8T00363.htm

Q GNIとは。

 A 「Gross National Income」の略で、日本企業や国民が国内外で得た所得の総額を示す。一方、経済規模を示す指標として使われる国内総生産(GDP)は、外国を含むすべての企業や人々が日本国内で生み出した付加価値の総額だ。GNIは、1990年代前半までよく使われていた国民総生産(GNP)と同じ概念だ。

 Q 具体的な規模は。

 A 2012年度の日本のGNIは490兆円で、1人当たりで換算すると約384万円だった。日本企業や国民が国内外で得る所得が毎年3%を上回るペースで増え続ければ、10年後には1人当たりのGNIが現在よりも150万円以上増えると、政府は見込んでいる。

 6日の経済財政諮問会議で示された「骨太方針」の素案でも、こうした目標が明記された。

 Q なぜGNIを目標にするのか。

 A GNIもGDPも、国民の豊かさを示す指標だ。ただ、日本から海外に進出したり、投資したりする企業や国民が多くなり、政府の成長戦略でも新興国などの成長を取り込むことを目標に掲げている。このため、国内の経済活動だけを測るGDPよりも、海外での稼ぎから海外への支払いを差し引いたGNIの方が適切と判断したようだ。

 Q なぜ1人当たりを指標にするのか。

 A 経済全体の規模が小さくなっても、1人当たりに換算して額が変わらなければ、国民が貧しくなったとは言えない。少子化で人口が減少する日本では、1人当たりの額の推移を見る方が、国民の豊かさを測る指標として適切と言える。

 Q 国際的にみて日本の順位は。

 A 2011年の日本の1人当たりGNIは4万5180ドルで、世界で13位だった。首位のノルウェーは8万8890ドル、8位の米国は4万8450ドル。経済協力開発機構(OECD)加盟国でみると、日本は00年にルクセンブルクに次ぐ2位だったが、景気低迷で順位が下がってしまった。

 国際比較をする場合、ドルに換算するため、為替相場の変動の影響を受けるので注意が必要だ。円安が進むと、円換算で額が膨らんでしまうことになる。





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